今年中に穂高登山を予定しておりそのトレーニングにと計画。
天候は曇り、夕方から雨との予報。
意気揚々歩き出す。途中すれ違う登山者は2組(4人)ほどで
カップルを1組追い越しただけ。
行者小屋に到着しても、休憩しているのは4人。
テントは2張り(だったかな?)。
少しすると男性2人がやってくるが
いつもこんなに人少ないの?
行者小屋を出発するとルート上では無いが
残雪があり空気が変わったと感じた。
赤岳登頂の手前で東側が眺望できると
雲の上に富士山がひょっこり見えている。
曇りで見えないと思っていたので
この時はテンション上がったぁ。
ところが、間もなくテンション激落ち。
三叉峰辺りで、寝不足からか両太ももが攣りはじめ
血糖値が下がったように体に力が入らなくなる。
少し戻って、地蔵尾根からの下山も考えたが
今来た稜線を戻れる状態じゃないし...
この時は、「マジで?救助要請?我ながら情けなっ」と
本気で考えてた。
時々こんな状態になるので
もしもと思い○ーモンドチョコを携帯してて正解。
10粒ほど貪り食って、10分ほど休憩。
太ももは相変わらずだが、何とか力が入るようになり歩き出す。
以後、コンスタントに○ーモンドチョコを食べながら歩いた。
人も居ないし、ガスってくるしで
横岳は記録のための写真を、通りすがりに撮っておしまい。
硫黄岳山荘へと急ぐが、小股で歩かないと太ももが...
でも人ってなかなかヤルね。
しばらく歩くと、攣らない歩きかたが分かってきてる。
2組ほどのグループともすれ違い、寂しさも無くなって
硫黄岳山荘が見えた頃には、元気も回復。
山荘のスタッフにかわいい女の子も居たので
張りのある声であいさつ「こんにちは!」
何とか予定通りの時間に一安心。
山荘から硫黄岳頂上はガスで見えず。
ケルンを頼りにぼちぼちと登る。“あと○○m”とか
書いてあると有難いと思った。
でも、あまりに長いとウンザリしちゃうか...
硫黄岳も記録写真をパシャリと1枚だけ。
赤岳鉱泉へ降りるのに方向が少し分かりにくかったが
指導標通り進めば問題なし。
その後の下りの長いこと長いこと。
下りの段差で、またまた太ももが攣りだし
「頑張れ俺の足」とつぶやきながら
2時間半掛けて下山。
赤岳鉱泉でドリップコーヒー(¥400)飲みたかったけど
雨の心配もあり、あきらめちゃった。
硫黄岳の登りで2人組とすれ違ってから、
赤岳鉱泉でも人の姿を見なかったのに
林道を歩いていると、鹿のファミリーが山から出てきた。
夕方から雨が降る予報だったからなのか
登山者の数が少なく道中が少々さみしかったなぁ。
次回は、しっかり寝て体調管理することと
スケジュールに余裕を持たねばネ。
ゆっくり景色も見たいし、阿弥陀岳を逃してるし
天気のいい日にまた行きますか。
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