28日に谷川岳肩の小屋から平標山に向けて縦走をしましたが、天気予報通り濃霧と雨と強風の三重苦。
殆どが稜線歩きで吹き晒しの中を歩いていました。
途中で行動食のゼリー飲料のキャップを開けようとしたら、開けられない。幾ら頑張っても開けられず仕方が無いのでキャップを噛んで開けました。
その後個包装のお菓子を開ける時も力が中々入らず苦労しました。
意識はハッキリしていましたが、体の動きが鈍くなっているのが分かり岩場の下りでは慎重に降りました。
本当は29日は苗場山に登る予定でしたが蓄積ダメージを考慮してやめました。
快晴だったからさぞ気持ちいい登山が出来ただろうと思ったけど、次あるさと機会を狙います
無事の下山、何よりです
数年前、テント泊縦走で、軽い低体温症になりました
雨具のゴアテックスの機能が落ちていたせいで、蒸れて濡れたのかもしれません
幸い、雨で小屋にキャンセルあり泊めていただきました
でも乾いたものに着替える、という単純な事に気が回らず、回復に時間がかかりました
結果として無事に下山できたので貴重な体験となりました
お菓子を開けるような力も出なくなるんですか?怖いですね、でも意識も気力もあったからエネルギーを取れたんですね
5年前のちょうど今頃、私も谷川岳から平標山を目指しました。大障子避難小屋に泊まったのですが、夜半から風雨が大変強まり、稲光と爆発音もすさまじく、肝を冷やしました。さすがにこれだけの荒天になると避難小屋でも雨漏りもそれなりにあり、ツェルトと傘で雨滴を防ぎました。
翌朝も横殴りで大粒の雨。朝食後しばらく様子を見ましたが回復しそうにないので、平標山までの縦走はあきらめ、天神平へ戻ることにしました。登山道は川のようになっていて、なんと「雹」が残っているところもありました。
やはりこの時期の国境稜線は一旦天候が悪化すると厳しいものがありますね。ご無事で何よりです。
低体温症はダメージがジワジワ蓄積していくので油断できません。
本当に指先に力が入らなくなります。これが進行すると体を動かすのも厳しくなるんだと思います。
その見極め(判断)が難しいと思います。
私も大障子避難小屋からの引き返しは正解だと思います。
そこから先に行ったら進むも地獄退くも地獄かと…
万太郎山から呉吾策新道を降りて土樽に向かうのも、そのまま平標山に進むのと時間があまり変わらないからです。
これからも無事な登山を心がけましょう。
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