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約1ヶ月ぶりの山歩きです。
通勤の靴を履き替えたせいか、ナゼか左足の指にマメが出来てしまい、前夜にしっかりとケアをした。
計画の連絡をもらったとき、尾根の方角と要所のピークが書かれていた。
地図からピークを探し、標高を記入する。
ピークとピークを結んでいる破線ルートが今回のコースになる。
一部繋がらない所?も有るようだ...
この方法だと嫌でも地図を見て、どんな所を歩くのかを見る事になる。
しかし、最後のピークから途中で道が切れている、陣場高原下バス停近くのP298から下ると、破線ルートが途中で切れている。
この等高線の間隔を体感しておきたい。
藤野駅からバスで登山口へ、和田峠までは普通の登山道を歩く。
陣馬山で軽食を取り、リダーがこの先のルートをメンバー全員に周知する。
今回はロープワークが有りそうだ。
和田峠から林道ではなく、尾根に取りつき登り始める。
枝の洗礼を受けながら、それぞれ間隔を開けて歩くが、すぐ林道に出てしまった。
高岩山を目指します、ここが今回の最高。
手書きで高岩山と書いてあった。
正規の登山ルートが有りますが、進む方向が違うので、急斜面をロープを使って降ります。
かなり太い木に支点を取り、ロープをダブルにして掛ける、途中に結びでコブを作り滑らないようにする。
降りた所から更に歩いて行くと、今度は舗装された林道が見えてきたが、斜面の縁(法面)がコンクリートの塀の様になっている、高さは3メートルまでは無さそうだ。
再びロープを使う、今度は長めのスリングを使い簡易チェストハーネスを作りロック式のカラビナ着け懸垂下降で降りた。
ローブを仕舞いながら、お一人から「道具をいくつも持つより、必要最小限で色々な使い方が出来るようになると良いよ」とアドバイスを頂く。
ロープワークはここまでで、リーダーが下見をした訳でなく、地図から読み取り、この斜面を降りるにはロープが必要と想像して準備し、メンバーにスリングとカラビナを用意するように連絡を頂いていた。
ルートだけでなく地形も見なくてならない。
その後2度位現在地を見失った、道の通せんぼマークで方向転換が有り、リカバリー出来た。
要所要所で地形の説明をして頂き、改めて自分の足りなさを痛感する。
核心部のP298で意見が別れた。
ここだ、と言うメンバーと、少し標高が高くない?と言うメンバー。
地図だとピークの手前にコルが有り東側が谷っぽい、その手前にちょっとしたピークが有ってコルも有ったけど、どちらも地図に隠れているように感じた。
自分ももう少し先だと思い、偵察に行く。
今度は明確なコルが有り、ピークもはっきりして、東側が谷っぽい。
他のメンバーを呼び、確認してもらい、全員納得。
南側に踏み跡も明確に分かり進むが、下に道路が見えてきた辺りで踏み跡が無く、尾根の中心からずれても傾斜の優しい所や、木につかまれる所を探しながら、バス停の脇に降りてきた。
バスの発車15分前に到着し、高尾駅近くのお蕎麦屋さんで反省会。
メンバーそれぞれが、リーダーに質問。
それを聞いているだけでも、凄く勉強になる。
自分はバリエーションルートのタイムの出し方を質問した。
ヤマケイの縦走と言う本に書いてあり、計画の立て方も良く書いてあるそうだ。
リーダーから、「どんな所でも、地図を持って行き、道標が有れば現在位置がわかるからその地形を良く見なさい」と、ご助言頂いた。
道標が有るコースは地図を持たない事も有ったが、これからは持って行かなくちゃ。
ヤバい、この山歩きハマりそうだ。
高尾詳細地図を見ると、傾斜の緩い尾根がいくつか目についた。
そう言う所は、結構人が入っているらしい。
丹沢にヒルが出始めたら、高尾山域でヤマレコマップのGPS機能を保険として歩いてみたい。