先日の山行中に、ふと自分が置かれている立場を考え直してしまいました。
こうして山に来る事が出来る事、孫に囲まれながら大切な家族が居る事、自ら起業した商売がなんとか成り立っている事・・そんな事を考えながらつい、37年も前に他界した母、それから数年で旅立った祖母、祖母の看病を一人で頑張った父は今から15年ほど前に他界して居るが、その3人の事を思ったら、なんて自分は親不孝な人間だったのか。
最後に他界した父などは、病院のベッドの上でさへ「どうや?元気でやってるか?体を大事にしなさいよ」と優しい顔で、見舞いに行った私の事を気遣うほど。
にも拘らず、父に対してきつい態度で接したりしていた私、そんな父の顔が思い出されて、申し訳なかったなと言う気持ちが湧いてきたら、自然に涙があふれて来て、うつむき加減のサングラスにポタポタ落ちた。
泣けて泣けて、脚を前に出せない。
幸い周りに誰も居なかったので、歳も考えずにその場でワーワーと声を上げて泣いた。
しばらく泣いたらすこしすっきり出来て、やっと歩き始める事が出来た。
親が生きている間はなかなか感謝できなかったが、今なら言える「あなたたちが本当に大切です」って。
”親孝行したい時には親は居ず”そんな慣用句が有ったと思いますが、今回は身につまされて思いました。
出来る事なら父に謝りたい、皆様にも同じような事は御座いますか?
山を歩いているとき、いろいろな事が浮かんでは消えます。
何故か肯定的な思い出よりネガティブな出来事や自らの生きてきた間の至らなさとか後悔とかが浮かんでは消えてゆくのです。
山を歩くというのは思索する事でもあるのですね。
お気持ち良く判ります。
孫を持つ年頃になってふと振り返ると「では自分は誰にどう接してきたのだろう」と。
親孝行出来なかったな…
ああすればよかったな…
こう言ってやればよかったな…
などなど。
以前見て思わず涙が出たコンテンツがあります。御存じかも知れませんが。
https://www.youtube.com/watch?v=CX5iZx7FIok
chiro様はじめまして。
ご紹介いただいた動画は初めて見ました、再び涙が溢れました(泣)
世の中には優しい心をお持ちの方も多く、まだまだ捨てたものでは無いと気づく事が出来ました、有難う御座います。
初めまして、land_raiderと申します。
今、ちょうどのお話だったものでコメントさせていただきます。
27日に義父が逝きました。
先日、駆け足で葬儀を済ませた所です。
生前は義父ということもあり、付き合い方がぎこちなくなっていた所が多々ありました。
もっと、自分をさらけ出して人対人として深く接した方が良かったかなぁ、と。
今更ながら少し悔やんでいます。
今後の人生の糧になればと、この気持ちは大事にしたいと思っています。
land_raider様はじめまして。
義父様のご逝去お悔やみ申し上げます。
日々反省と少しの後悔をしながら、今有る人生を悔いの無い様に味わって歩んでいきます。
有難う御座いました。
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