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自分への戒めとして投稿します
長文ですがよろしくお願いします
まず夜勤明け3時間ほど睡眠を取り18時に出発、午前1時20分に新穂高の無料駐車場に到着しましたが満車の為、鍋平の無料駐車場に停車して1時間ほど仮眠を取り4時30分に仲間のいる新穂高の無料駐車場まで移動
そこで合流して6時に新穂高のセンターから
右俣林道でスタート2時間ほど歩いて白出沢からやっと登山道らしくなってきました
チビ沢を超えたあたりでお腹空いたとか川が近くなってきたなとか避難小屋に着いたらパン食べようとか考えていたら岩に左足を置いた瞬間にテン泊装備の重さでよろけて草藪から河原の方に滑落、落ちた瞬間ヤバいと草や木を掴みましたが止まれず15mほど滑落
平らな場所ではありませんがなんとか停止できたのでまずは身体の確認
両手両足は動くので骨折は無いなと頭を触ったら血が付いているのでどこか切ったなと
上から仲間が叫んでいるので大丈夫と返事しても川の流れの音で聞こえていない様子
とりあえずザックを持って上に上がろうとしましたが重くて担げない
ヘルメットを装着して斜面を登っていきます
貴重品だけ持っていけばよかったのですが
動揺していたのかそこまで頭が回りません
上に戻ったらすでにリーダーが消防警察に連絡と熊さんが槍平小屋まで救助要請に動いてくれていました
私は額から流血していたみたいですのでリーダーが貴重な水で土などの汚れを洗い流して流血箇所の治療を実施してくれました
しばらくすると上空にヘリコプターが
ここで初めて私はとんでもない事をしでかしたんだと思ってしまい動揺を隠せません
でも上まで戻ってきた後に骨折はしていなくても右足太ももの打撲で歩くのはキツいなと
ほっとした事も正直な気持ちです
私は岐阜県警山岳隊員に救助されてヘリで無事高山の病院まで搬送されました
その時リーダーが隊員にお願いしてなんとかザックを回収して欲しいと何度も頭を下げてくれました
どうしても財布と車のカギだけは必要でしたので病院に着いてザックがあった時は涙が出てきました本当にありがとうございました
身体も額の裂傷と全身打撲以外は特に異常は無く自分の運転で帰れそうなのでホッとしました
病院で治療やCTを撮った後、額の裂傷の箇所を縫って治療は終了
その後に高山警察署で事情聴取、怒られると思っていましたが身体の心配をして頂き、その後の話で登山に大事なのは登山届と装備と実力に合ったルート選択ある事を実感しました
話は前後しますが病院から警察署までタクシーを利用して1650円、道中運転手さんとお話しして車を停めている鍋平まで送って欲しいとお願いして事情聴取後、改めて乗車して無事鍋平の無料駐車場に到着、料金はそれなりに掛かりましたが運転手さんと話していたら
ソロ登山者で骨折などして車の運転が出来ないと自宅まで送迎する事も多いそうです
因みに高山から東京まで送ると10万円以上掛かるそうです
何とか自宅まで運転して帰ってこれましたが
朝起きて鏡を見ると目が腫れ上がっていますが今日診察を受けた病院では一週間もすれば治るそうです
まず今回の登山でまずかったのは
夜勤明けで充分な睡眠を取らず体力低下のままで歩き始めた事、次に最近危険な山に登っていて槍ヶ岳も以前登っていて甘くみていた事が大きいと思います
今回の件は嫁とも話してここ1年で経験値は上がりましたが加齢による体力低下が上回ったのでは無いかと
とりあえず登山禁止令は出されずに済んだので今後は自分の実力に見合った登山をして行きたいと思います
今回の件でご迷惑をお掛けした皆様には申し訳ない気持ちで一杯です
ありがとうございました
長文駄文申し訳ありません。
