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初日記は大好きな温泉について少々。
青森県と秋田県の県境に程近いところに、津軽湯ノ沢温泉という温泉郷があります。
温泉郷といっても旅館３軒のみの、かな〜りこじんまりとした、地味〜な温泉です。
そんな地味な見た目とは裏腹に、お湯は３湯３様の、どれもドギツイ個性を放つお湯です。
手前のでわの湯はガッツリ塩＆カルシウム系で、洗い場は析出物で千枚田が形成されています。
なりやは塩＋硫黄。白濁の濃厚なアブラ臭のお湯です。
そして一番奥の秋元旅館はモスグリーンの硫黄湯。これまた濃い。
そのお湯の素晴らしさ故に全国の温泉ファンから熱狂的な支持を集めてきました。
が、何年か前にでわの湯が、昨年なりや旅館が廃業。
そして最後の砦たる秋元旅館が今年９月末で廃業することとなりました。
津軽湯ノ沢温泉郷の灯火が間もなく消えようとしています。
先日秋田駒ヶ岳へ登りに行った折、もう少し北へ足を伸ばしてお別れ入湯してきました。
手前のでわの湯、なりやは既にノー管理状態になっているため、建物の傷みが激しいです。
なりやなんて昨年廃業したばかりですが、既に雪の重みで屋根が潰れていました。
すっかり寂れてしまった温泉街。ありし日の２湯を思い出して、居たたまれない思いに。
秋元旅館は10年ぶり位でしたが、混浴にはしきりが出来て入り易くなっていました。
トイレも改装していたりして、何気に手が入れられています。
なんか勿体ない。。。
他にお客さんが来なかったので、貸切状態で湧き水浴びつつお湯に浸かりつつ堪能しました。
こんな素晴らしい温泉が打ち棄てられるのは、見るに忍びないです。
どこぞのお金持ちが節税対策ででも３つ丸ごと買い取って、湯治村でも作ってくれないかしら？
全国で人知れず一湯、また一湯と、その灯火が消えていきます。
一温泉好きに出来ることといえば、足繁く通い続けること位なのが悲しいところ。
そんなわけで、この夏、岩木山や八甲田辺りに登る方、ねぷた祭りに足を運ぶ方、
是非秋元旅館にも寄ってみてください。
この夏が最後のチャンスです。
まゆさんこんにちは
青森に４年住んでいたのにこの県境は比較的遠くて行かず仕舞いでした。でも気になる温泉地帯でしたよ。
来週、残った家族と引っ越しするため青森に戻りますから、行ってみようかな、と思うお話でした。
こんばんは！コメント有難うございます！！
おおおっ青森に4年お住まいだったのですね。うらやましいです
どのエリアも名湯がひしめき合っていて、なかなか行き尽くせないもんだからまた行きたくなっちゃう、というのを繰り返して早何年だったりします^^;;
碇ヶ関周辺ですと他にも古遠部温泉、温湯温泉、板留温泉、秋田側の日景温泉、大湯温泉辺りも大好きです
是非ぜひ！
mayu4126さんこんにちは。
えー、と言う事は湯ノ沢温泉は全滅ですね。
今年の5月の連休に、オートキャンプで北東北秘湯温泉
ツアーにて、後生掛温泉、日景温泉、湯ノ沢温泉、
古遠部温泉と平川市の田んぼの中の新屋温泉と回りました。
この中でも一番個性的でもあり、秋元旅館の美人女将
にも会えなくなると思うと非常に残念です。
ちなみに私の温泉ランキングでは、今回のツアーでは
なみいる強豪の秘湯を抑え、銭湯風の新屋温泉が
ナンバーワンに輝きました。
こんばんは！コメント有難うございます！！
そうなんです。津軽湯ノ沢は全滅ということになってしまいました。。。
本当にもったいないし、悲しいですよね。
秋元の女将さん、引き払っちゃうんでしょうか。。。
後生掛、古遠部、日景、そして新屋！どこも素晴らしいですよね
新屋は「日本一の温泉銭湯」の名を欲しいままにしていますもんね。あのアブラ臭とアワアワ、噴水のような湯口、たまりませんっ
あの辺ですと、他に怒涛の掛け流し共同湯の大光寺温泉なんかも好きです。
というかあの辺の温泉銭湯はどこもハズレがないですよね。青森の温泉ポテンシャル、恐るべし。。。
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