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この「昔の写真シリーズ」、ヤマレコの日記なので山のことも書かなあかんな、と思って昔の山行を振り返ってるのだが、なんとかあと数回で完結させたい。まあ、なんとなく思ってるのは「１８歳から３０歳くらいまでの、みんなでワイワイと山に行ってバカしてた頃の記録」です。
今回の写真は、北アルプスの剱岳です。剱は、ビビリの私は「カニのたてばいとか、あんなおっかない所、よう行かんわ。」と、ずっと敬遠していました。
１９８３年の夏だったか、「源次郎尾根から剱、やらへんか？」って誘われました。源次郎尾根は剱のバリエーションルートの一つです。「懸垂下降をマスターしたら、あとは楽勝や」という言葉に乗せられて、金比羅の岩場でちょっと練習して本番へ。「おいおい、こんなとこ、どうやって登るねん！」みたいな岩場を登って、２０ｍほどの懸垂下降をして、そのあとはだらだら登って剱の山頂へ。剱岳初見参です。
翌年（か翌々年？）の夏は、みんなは剱の八ツ峰をやるというが、私はそのころ「自分は岩は向いてないな」って思ってたので遠慮して、別ルートから。長治郎雪渓を登りました。「アイゼン付けてピッケル持ってたら楽勝や」ってトボトボ登ってましたが、上部の雪の急斜面、ビビりました。雪面に蹴り込む足に思いっきり力が入りました。いやあ、あんなところ、一人で登るもんじゃありません。
その後、剱はノーマルな別山尾根（登りルートに「カニのたてばい」がある）を何度か登りました。結婚してからカミさんと二人で行ったこともあります。
でも、何度行っても下りルートの「カニの横ばい」はあまり怖いと思ったことはないんですが登りルートの「カニのたてばい」はビビるんですね。高度感で、カニの横ばいの方が怖い、って言われてるみたいなんですが？
写真1 剱岳源次郎尾根。たぶん�曲�ピーク。このあとザイルを使って懸垂下降します。
写真2 長治郎雪渓。下から見ると楽勝で登れそうですが、上部の急斜面は足がすくみました。
写真3 卒業してからしばらくは、毎年剱沢か上高地小梨平で夏合宿してたと思います。私は仕事の関係で遅れて入山することが何度かあり、団装の荷物がない代わりにスイカ丸ごと１個や日本酒１升瓶そのままとか、山に持って行ったことがあります。おかげで、今でも夏合宿では「スイカ、持ってきたか？」ってからかわれます。
1枚目、白ヘルメットが私です。源次郎尾根�曲�ですね🎵タオルで口を塞ぐと、学生運動姿に変われます。ウシシ😁
akinomさん、早速のコメント、ありがとうございます。
あのころ、私はakinomさんからもらった「○○工務店」と書かれたヘルメットしてました。（工務店と言っても、全国大手の建設会社です）
このヘルメットのその後の運命は、akinomさんはご存じの通りですが、また機会があれば書きますね。
ところでakinomさんが学生運動姿なら、私のプロフィール写真はもっと怪しいおじさんやなあ。そろそろ元に戻そうかなあ。
当たり前にライン入りジャージですね
三本線じゃないからアディタスじゃないのね（爆）
カニのたてばいは、取り付きで苦労した覚えがあります。
背が低いので、最初の一歩に届かなかった
卒業後でしたので、強いリーダーに引っ張って行ってもらいました。
劔から下山は長次郎谷を下ったので、横ばいは通ってないのです。
そして、もちろんジャージで行きましたよ
なんやかんや言ってもやっぱりジャージが一番動きやすいですね。私は１０年くらい前までジャージで山行ってました。
カニのたてばいは、最初の一歩がなかなか届かない。小柄な人は大変そうでした。鎖につかまってえいっと身体を上げる感じで一歩目をクリアし、その勢いでガシガシ登っていく。途中の杭の足場に立ってるあたりで渋滞で止まってしまい、思わず下を見て「ひえー、怖い！」ってなってました。
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