どこの山にも地図には載らない山菜採りの道はあったりしますけれども、やっぱり人があんまり入らない山域ってのはワクワクしちゃうもんです。
1枚目の地形図は、実川の湯ノ島小屋から鏡山に向けて線を引きましたが、そこに登れるルートがあるというお話です。
湯ノ島小屋の裏を少し行ったところで実川に降りて渡渉(そこだけ水深が浅く渡渉ができるらしい)して、対岸の尾根に乗り、尾根に忠実に行くと鏡山の山頂にポッと出られる。そこから登山道に沿って歩いて本山、大日岳と周り、オンべ松尾根で降れば周回ができる。山菜採りの踏み跡があったそうですが、もう何年も前の話で今はどうかと言っていました。「飯豊道」という本には記載があるそうですが、それ以外にはこれといったものは見つからずです。
2枚目の地形図は北飯豊の西俣ノ峰、エブリ差岳の地形図です。通常、川入からエブリ差を目指す場合は残雪期であれば西俣ノ峰→頼母木→大石山→エブリ差と行きますが、西俣ノ峰→東俣川へ下降→エブリ差というルートがあるんだというお話。こちらのルートは調べてみると何件か記録が出てきました。専らスキーで利用されるルートのよう。意外にも東俣川が残雪期には綺麗らしいので、天候と雪の状態さえ見誤らなければなんとか行けそうなルートという感じ。ただ、下降点をどこにするかは少し迷いそうです。
エブリ差岳関係でもう1つ、西側に伸びる大熊尾根、その麓にある大熊小屋のすぐ裏手から伸び、人形ノ峰を超えて前エブリ差に至る尾根がある。大熊尾根自体が現在はあまり使われることはない尾根だが、西俣川から、エブリ差に登るのであれば、是非とも人形ノ峰の尾根も使ってみてほしいと言われた。もちろん激藪らしいが、、、笑
他にも飯豊に限らず、地図に載らない歩けそうな道はたくさんあるだろうから、地形図と睨めっこして探してみるのも面白そうです。
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