![]() |
![]() |
![]() |
何日も前から天気予報ばかりを眺め体調を整えつつ北アルプスの晴れマークを確認しては、まだ歩いたことのないコースから見える風景、西尾根に取り付き蒲田富士へと登りF沢へ降りルンゼをつめ稜線を歩き、涸沢岳から穂高岳山荘へと降り絶景に癒されながら前穂高北尾根を横目に奥穂高岳を見上げている自分など想像して山行の楽しみをふくらませていた。
この一連の流れを含めた妄想登山から始まり、帰宅して翌日に仕事へ出るまでが僕の日帰り登山計画となっている。
自分でも変なオジサンだと思う。
18日、日付の変わる前に新穂高センターの冬期登山者無料駐車場に着。
星は一つも確認できず。
3連休で好天予報のため西穂高岳に向かったであろう登山者の車で6,70台停まるP3駐車場も残り数台分。
19日、日付が変わってすぐに林道へと入るが雪がちらついている。天気予報に期待しながらゆっくりと歩くが雪は増す。
林道はまだ積雪が多いものの、深夜で気温も低く踏み固まった足跡で今までで一番歩き安い状態。
白出まであっというまだった。
白出を渡り少し歩くと左手に大きなトウヒの木があり左右に赤布が巻かれているところが涸沢岳西尾根の取り付きだ。
西尾根に取り付くと風雪はさらに増してきた。事前情報では急登とのことだったのでどんなものかなと少し期待していた。
前日入りして2400m辺りでビバークしていた3人組の方のトレースのお陰で疲れを感じずあっというまに2198mまで上がるが雪は増す。
2400m付近から少し視界もひらけ薄暗くなってくる。
5:30、尾根が合流する手前辺りで前泊していた3人の方がハーネスなどを付け登る準備をしていた。きびきびとした行動と真剣な会話に、しっかりしているなとオジサン感心。
ヘッドライトの要らなくなる明るさにはなってきたが周りの山は一向に姿を見せず。
蒲田富士まであと少し。
時間と体力には余裕もありトレースもあるだろうが風雪は強く景色がない。
回復しそうにない天候。
前回の2つの西尾根の絶景が頭に浮かぶと「よしまた今度にしよ」と、大きな声で独り言を発していた。
大休止の後、下るはずの足が蒲田富士までと少し登り始めていたが、「晴れた日のお楽しみにとっときなさい」という自分の声に従う。
白出から上を見ると荒れてそうだった。
西尾根違いで、涸沢岳西尾根に行かれていたのですね。19日は展望もあまりなく、少々風も強かったので、次の楽しみとしてとっておいたのは正解かもしれませんね。蒲田富士から続く稜線にはビックリするほど大きな雪庇があったり、神々しい滝谷が見えたりと、展望が素晴らしいルートだと思いました。
こちらでも、こんばんは。
西尾根違いで穂高平にてニアミス、ヤマレコで発見はなんだか面白いです(^^)
体験した方からそう言ってもらえると楽しみも増します(^^)
おつかれさまでした♪
こんばんは☆w-5150さん
3連休 予報よりあまりよくなさそうな天気でしたね
残念(/_;)
涸沢岳西尾根!すごいなーーって思っていました。
また次回の楽しみ!ですね
おはようございますuutanさん(^^)/
連休は予報はずれて残念でしたけど、少し下見もできたので次回のお楽しみ(^^)
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する