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私がトレーニングでよく通う赤岳は極寒の頂です、しかも爆風率がとても高いのです。
稜線に出る前にサングラスからゴーグルに装備変換するのですが、すぐに内側が曇ります、フェイスマスクをすると更にてき面に曇って何も見えなくなります。拭いても拭いても直ぐに曇って手に負えません。
しかも曇った結露は稜線に出ると爆風と低気温で凍り付き、拭いてもなかなか取れなくなり視界が効かなくなる。
すぐ横が崖の岩場などでは見えないし、視界が悪いとバランスが保てなくなりとても危険です。
仕方がなくサングラスに替えるのだが、サングラスでも内側が曇りやがて凍って視界が効かなくなる。
最終的には裸眼で我慢することになるのだが強風にさらされるのは眼にとってはとても良ろしくない。こんな事で寒い中何度も立ち止まって調整しなければらず非常にストレスもかかるし、無駄に時間がかかってしまっていました。
そんな事で何か良い方法は無いものかと思案していました。
それで見つけたのがhttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CHRVVVMW/ref=ppx_yo_dt_b_asin_image_o03_s00?ie=UTF8&psc=1
レンズの周辺に電熱線を張り付けたものです、国産メーカーではスワンズが有名ですがこちらだと3万円は軽く超えます、これだと自分的には手が出ません。
自分の買ったゴーグルもかなり迷い、ようやく購入する決心をしたものです。
実際手にしてみると、作りはしっかりしているしクオリティは高いものでした。
さて今シーズン3回テストに適する山行があったので装着レポートをお届けします。
1回目:昨年12/29日赤岳
天気は良かったが山頂付近の気温はいつも通りの凍てつく赤岳
フェイスマスクの上から重ねるようにゴーグルを装着、いつもなら呼気ですぐに内側が曇るような条件下、意識的にゴーグル内に息が入るようにすると薄っすらと曇るが直ぐに解消、道中曇ることは一度もなかった。
2回目:今年1月2日蓼科山、森林限界から強風+ガスでホワイトアウト気味の条件。
同行した兄のゴーグルは内側結露してやがて凍って視界保てず、拭いても凍り付いた結露は除去できず、仕方なくゴーグルを外す、しかし自身の眼鏡も内側が凍ってしまって視界不良。
一方私のゴーグルは一切曇ることなく視界を確保
3回目:1月6日赤岳、稜線に出ると強風、凍てつくいつもの赤岳。
山頂付近は分厚い雲の中、一度も曇ることなく快適な視界を確保、一度電源ジャックが抜けたことがあり、その時は曇って来たのでおかしいと思い、直ぐにジャックを差し込み直ぐに曇りは解消。
以上の様に、視界が良くても寒くて体の動きが悪く、強風で煽られることもありとても危険な条件下では、快適な視界を保つことは安全な山行には欠かせないものと思われます。
付属の電源コードをお手持ちのモバイルバッテリーに繋ぐだけです、特にスイッチは無く電源が入っている時は左端に、明るい条件下では見えずらいですが赤くLEDランプが点灯します。
結構バッテリー消費しますので大き目の容量のバッテリーで、必要時のみ電源を入れるようにすると良いと思います。
以上 私の個人的な感想でしたが、個人により感じ方は異なります、それぞれの判断にて責任は負いかねますので悪しからず。
バッテリーはどこに入れているのでしょうか?
ありがとうございます。
写真でもわかると思いますが、電源コードが蛇腹状になっていますのでアウターの内ポケットに入れています。
まだ蛇腹の癖が強すぎて途中でジャックが抜けることがあり対策が必要になります。
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