NHK番組「AIは人間を超えるか」
知りたかった多数の事が解説されていて、とても面白かった
AIの「大規模言語モデル」の解説を見て
「現在のAIは知能なのか?」について、個人的には「知能ってところまでは至っていないな」と思った
視聴中、ふっとジョン・サールの「中国語の部屋」(興味のある方は検索されたし)という思考実験を思い出した
1980年に発表され(私が知ったのは今から20年前のとある本の中だった)その後も議論され続けていると思うのだが、未だにそれに決着をつけられるほどの革新的な進歩はないようだ(AIの能力のスケールは飛躍的に大きくなってはいるけれど…例えば車は年々速く航続距離も伸びているが地面を離れて飛ぶまで至らず地上を引っ掻きながら走っているのは変わらない…方法論は変わっていないという個人的な感想)
番組中、人間の知能も言語に基づいているので言語モデルで知能を網羅できるという考え方・主張もあると紹介されていた
私は人類にとって言語と概念の効果や価値をとてもとても大きく評価しているが
やっぱりそれだけでは不十分だと思う(言葉・概念、それを突き破った先で禅のマスターが微笑んでいると思う)
番組を見終わった後で、AIに人間が持つ矛盾や偏りや繁殖を組み込んだらどうなるのだろう?とも思った
などど書き連ねたが、調べものをしたりする時にAIに聞くと早いし凄く便利ですね
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