九州に行くと いつも遠くから仰ぎみながら登りたいなぁ〜と思っていた山
「紅葉時の根子岳は綺麗だから登りにおいで・・・」と、友人から声がかかり
早速 根子岳へ登りに行く事になった
南阿蘇 高森から国道265号線で大戸尾根登山口へ
登山口付近の狭い駐車スペースは満車 路肩も車で埋め尽くされ
登山口からかなり離れた空きスペースに無理矢理駐車して 出発
牧草地から登山道へ 沢山の牛が放牧されていて足元には
牛君達の大きな落し物がいたる所にコンモリ 足元に注意して・・・
根子岳の姿は雲に隠れ まだ見る事ができません!
直登の登山道は狭く 足場はヌカルミ油断しているとツルッと
足が流れて行っちゃいます
登山靴は泥の上に泥が付き何気に重たく 木の枝を握りながら登り
6合目付近に差し掛かると
真っ白な雲の中からミルミル内に
彩りある天狗峰が現れ周りが明るく感じたのも束の間
南の空から雲が追いかけて来ちゃいました
秋の空はやっぱり移り気なのでしょうか?
雲に追いつかれないように 急いで東峰へ・・・
登る人より既に下山する方々が多くなってきた時間帯 下山して来る方に
「山頂は超満員ですよぉ〜」と声を掛けられるが
東峰に到着してみると結構遅い時間帯だったので
山頂は時間差でガラガラでした(-^〇^-)
標高1433Mの天狗峰は 根子岳のシンボルです
登るには岩登りの技術が必要で 一般登山者の立ち入りは禁止されています
東峰から南阿蘇 高森市街地が眼下に広がり
天気が良ければ 「火の国」熊本県のシンボル的な存在で
世界でも有数の大型カルデラが一望出来る高台だが
雲がかかりカルデラは一望出来ませんでした
天狗峰の西には百名山で有名な高岳・中岳と連なり
九重山から眺めると お釈迦様の寝姿に見える阿蘇山
天狗峰はちょうど お釈迦様の鼻の部分です
昔は天狗のコルから鎖が張ってあり
天狗の頂きに立つことが出来たそうです
火山で出来たこの山は 伯耆大山と同じく崩壊が進み
92年当時と比較して天狗のコルは 面積が半分位になったそうです
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