地元が福島で、高校を卒業してから関東圏や海外で過ごしてきました。
福島での学生時代、自転車で学校に通うとき山に囲まれた盆地ゆえ風が強く「山!風!なんな!!」と山は敵でしかありませんでした。
雪国育ちのかたはご存じだとおもいますが、雪国育ちはスキーやスノボーにはこぞって行きませんし、近所の親戚や知り合いが持ってきてくれる山菜も子供には苦笑いで受けとる思い出しかありません。山の恩恵など感じるに至らず。
それが、年齢を重ね落語やらを聞きにくようになり、絵を観賞し、秘湯に行くようになり、五能線やらのローカル線を堪能し、植物の写真が人物写真より増える。
通勤で富士山やらの山がきれいに見える冬がいいと思うようになり気がつきたら年齢を重ねていたようです。
国内外いろいろ訪れて感じるのは、ひとつの国で日本ほど登れる山がある国はなかなかない。気軽にでもそれなり本気にでも。
そう考えると、外国人観光客がこぞって富士山に登る気持ちは分かります。その国の一番の高い山に日本ほど気軽に登れるようなところはなかなかないと思います。
ただ、低山から季節の花や植物を愛でてながら富士山やらの山々を見上げるのも観光としてはなかなかのポテンシャルなんじゃないかと。
山の標識で英語表記はあまり見かけたことがありません。そしたら行けないだろうし行ったら迷うわな。
各都道府県はまずその県のメイン観光地からの誘致整備だとは思いますが、日本人とは違って長期休暇でくる外国人観光客が求めてるのは少し違った楽しみかたかも。
毎日の生活のなかで日本の人が登る山に登り、ふもとにおりたら普通の生活のを見て、普通のスーパーを訪れ自国品と比較したり…が、のちのち残る思い出だったりするんじゃないかなーと。
オリンピックに向けての法整備や資金投入。また来たい!と余韻を残せるような経験や思い出に寄与できるようなところはそんなとこだったりするんじゃないかと思うんです。
あと、満員電車を経験したい(わけでもなくても乗らないと移動できないも含め)外国人観光客に向けて外国人専用車両設けて欲しいわ。
必要な人には必要かもしれないけど、殺伐とした小競り合いが多々、多々ある女性専用車両を廃止したほうがいいんじゃないかと思う。都心に向かう女性のマウンティングは恥ずべき日本の文化だと最近確信に変わってきました。
山登りのためにキックボクシングに通って1年、女性専用車両に乗るたび足の震えが止まらず、使い方を間違いそうになるので乗るのを辞めました。
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