三方倉山　オボコンベ山

2013年04月27日 18:13ハイキング全体に公開

　今日は山渓の「宮城県の山」の№21三方倉山と№22オボコンベ山に行ってきました。

№21三方倉山（さんぽうくらやま）971.1ｍ
二口キャンプ場の駐車場に駐車して9時に登山開始、駐車場のすぐ下の手すりの無いコンクリート製の橋を渡り、ブナ平コースを行きました。登って行くと石垣の様な天然の岩壁が現れました。そこを通過したら、前方にお猿さんの群れがいて、10分ほど一緒に登山をしました。「キー、キー」とケンカが始まったので、「コラー！」と、怒鳴りましたが、全く動じませんでした。お猿さん達と別れて、しばらくすると雪渓が現れましたが、アイゼン無しでも問題ありませんでした。間もなく、登り始めて1時間15分で山頂に到着しました。大東岳を見て、来た道を少し引き返し、帰りはシロヤシオコースを下りました。10分ほど下ると雪渓が現れ、斜面を慎重にトラバースし、雪渓を越えた所に赤テープがあったので、そこに行きましたが、踏み跡が無く、ルートを失いました。ナビを起動させましたが、衛星を捕捉できず、位置が不明です。迷ったら引き返すという鉄則通り引き返し、ブナ平コースから下山しました。

№22オボコンベ山（おぼこんべさん）595ｍ
砂利道を進んでいくと手作りのオボコンベ山の看板があります。車も5～6台は駐車出来そうです。最初に本砂金川を渡りますが、昨日降った雨の影響で水量が多めで慎重に石の上を渡渉しました。沢に沿って赤テープがこまめにあるので大変助かります。少し行くと水量が少なくなり平らな川底を普通に歩けるようになりました。倒木が多くありますが、赤テープを頼りに進みます。変化に富んだこのコースが気に入りました。やがて沢と別れて山道に入りました。小雨が降ったり止んだりでしたが、レインウェアは着ませんでした。やがてとんがった岩が現れ、更に進むと高度感たっぷりのトラロープの岩場に出て、慎重によじ登り、登り始めて50分で山頂に到着しました。あいにくの天気で時々強風が吹くので、しゃがみ込みました。ガイドブックにはこの先周回するコースになっていましたが、登って来た沢沿いのコースが気に入ったので、来た道を引き返し、無事に下山出来ました。

2つの山合わせて合計985ｍ登ったことになります。
これで山渓の「3宮城県の山」を今日で58コース分の12コース登頂です。