草津白根山

7月３連休の初日、関越道の渋滞にはまり、6時間以上かかって草津白根ロープウェイ駅に到着しました。ロープウェイで上昇中、眼下にシャクヤクの花が多く見えました。時期は終わっているはずですが、ハクサンシャクナゲでしょうか。山頂駅から弓池まで行くとワタスゲがたくさんの綿毛をつけていました。レストハウスから約15分で湯釜展望台に着くと、湯釜が神秘的な湯釜が見えまた。6月までは火山活動のため警戒レベル2で、展望台への道が閉鎖されていましたが、我々はラッキーでした。湯釜の周囲に道がありますが、10年以上立入禁止になっているそうです。

そこから山頂駅に戻ってコマクサリフトで本白根に上りました。火口まで約15分歩くと火口のガレ場にコマクサの群落がありました。北アルプスで見るコマクサより赤が濃く、やたらたくさんあるのが気になります。北アルプ、南アルプス、八ヶ岳など3000メートル級の山で見るコマクサは強風に耐えて、岩陰にひっそり咲いていて、それを見つけるのは喜びですが、これだけたくさんあるとありがたみに欠けます。

本来、ここにはコマクサが自生していましたが、盗掘により全滅寸前まで行き、草津中学生や地元の人々が植えて、増やしてきたそうです。ちょっと多すぎるのではないかという気もします。

他にイワカガミ、ツマトリソウなども咲いていました。高低差が150メートルしかないので、登山とは言えませんね。