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このドキュメンタリーや「アルピニスト」(ルクレール。亡くなってしまった。)、「フリーソロ」(オノルド)を観ると、山への向き合い方というより、生き方について考えさせられる。
山への向き合い方は人それぞれだが、自分を含め山を楽しむ人の多くは(程度の差こそあれ)、日常の生活の中でやりくりして時間を作り山へ行き、また日常へ戻る。山野井ら(に限らず映画にならないような一定数のクライマーたち)はその逆で、山が日常であって、その中で他の生活の時間をやりくりしている。彼らはたとえ物的に裕福でなく生活が不安定であったとしても気にかけることはないだろう。そもそもそういう感覚がなく、自分たちの生き方に幸せや充実感を感じていると思う。
振り返って、人並みな生き方をしてきた自分を見たとき、それが幸せで充実したものであったのか。彼らの生き方を見るとこうした正解のない問題を考えたりもする。(すぐに日常に引き戻されるんだけど。)
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(人生クライマー以外は現在はプライムビデオでも有料)
ついでに本のオススメ
「凍」(沢木耕太郎)
https://www.shinchosha.co.jp/book/123517/
ちょっと修正。映画館は佐久ではなく上田でした。トラゥム・ライゼ。
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