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最近良く登るのですが あまりよく知らなかったもので興味深かったです。
有馬には火山はありませんが
有馬の断層が岩を砕き プレートで海水を巻き込んで マントルがその海水を熱し
六甲の岩の間から噴出するのですが
その際に岩の鉄分
プレートの上にある石灰質で炭酸
海水で塩分と
それぞれが混じり合い泉質になるとのこと
鉄分が空気に触れて 湧き上がりの時は百度近くで黒っぽい湯が 空気に触れて
ぬるく冷めて酸化して赤色になるそうです
その湧き上がりにかかった時間は600万年とのこと
その湯にあずかっているということのようです。
秀吉が大層 有馬温泉を好み
太閤の湯には その秀吉の浸かる予定であった湯船があるそうです
老齢で亡くなったため入れなかったそうです。
それまでは温泉というと立ち湯が主流だったそうですが 秀吉も高齢ということもあり
湯の高さを65センチとし今の風呂のスタイルにしたのは当時としては
画期的だったとの事です。
また神戸の外国人が有馬の炭酸水を好んで飲んだため
これを使おうと重曹に炭酸水を混ぜて
出来たのが炭酸せんべいとのことです。
炭酸の噴出が空気に触れると
炭酸カルシウムとなり固形化し
源泉の噴出口 湯元を閉じ
湯量が減り温度が下がるという最大の危機もあったそうですが
それは大掃除する事で解決したそうです
今でも源泉のパイプは四日に一度交換するとか。
知らなかった事が
数多くあり
非常に興味深くございました。
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