クライミング用具眠ったまま

最近山からずいぶん遠のいてる。もともと山岳会時代を除いて冬山は雪崩の巣を見分ける力もなく、伯耆大山のホワイトアウトや剣での雪山沈で隣のテント吹き飛び事件などあり、単独ではやれない。
またスキーのほうが楽しくシーズン一回、三日ほど滑れたら自己満足
最近、スキーセットやスタッドレス買いたいなどと欲望が増すばかり。
昔はノーマルタイヤでチェーン巻いて毎週末ゲレンデスキーに行っていたもの。
基本一人なので、すべて自分でやらねばならず、スタッドレスは夢のまた夢。
玄関入口にザイル、ハーネス、カラビナ、クロール、ヘルメット、クライミングシューズがある。
なのに一向にクライミング、裏山でさえ登る気力がない私。
温泉ばかり行っている。
仕事で体力をかなり使い、外反母趾が痛くなり、うずく毎日。登山でもなかなかここまで足を酷使しないのに、山よりきつい肉体労働のせいか、体重もかなり落ち、クライミングに最適な体になった。理想の体重にいつしかなっていた。
このままクライミング道具を眠らせるか、心に負い目があるのか、
体に巻くバレオをクライミングギアにかぶせて葬らせている。
またやる気が出るのか。クライミングに誘われてるけど、ほぼすべて忘れてしまった次第。クライミングと登山は全く別物と思ってしまう。
私にはセンスがない。ジムでもかなり運動神経は抜群だが、クライミングはダメ。
みんなすごすぎる。自分にはかなはない壁が多すぎる。
北鎌に行きたいことや、鋸岳縦走やそんなこと考えたら、クライミングひつようなのかもしれないけど、西穂奥穂、キレット、など普通に歩いてきたし。
山岳会に若いときどっぷりつかっていても、クライミングはいやいや訓練でしていた。なんで道具をかってしまったのだろう。使えばいいのに。
一人でクロール信じて登ることできず。何ランクもレベルを下げてザックに石を入れてビレイなしでやるんだから、飽きたのかな。クライミングは
継続しなきゃロープワークや技術を忘れてしまう。なにがやりたいのか自分が分からない。明日は温泉とカニ。なんだかどんどん落ちていく感じだけど、最近はこれが最高にいい体の癒しになっている。体を酷使すると、♨に行きたくなる、
いい筋肉もついてるのにもったいない感じが妙に切ない。
単独登山は夏山から秋山がシーズン 私はオフシーズン

コメント

OhMy_Naru

RE: クライミング用具眠ったまま
yumiko-san,

コメントではお初になります。
クライミングスタイルには無縁な自分ですが、経験豊富なユミコさんの日記からは何か玄人チックな濃くのあるハイカー魂が感じられます。

やる気が出ないときには、徹底的に遠ざかる。癒しの感じられることに没頭する。そんな感じでいいと思いますよ。

クライミング道具は眠らせたまんま、ロング歩きにチャレンジするスタイルにシフトしても面白いかもしれませんね。

自分はテキトーな事を言ってますが、非常に素晴らしい方と思い、過去の経験談でも構いませんので、宜しければ弟子にして頂けたら幸甚です。

すぐに破門されてしまうかもしれませんね。

どうぞ気楽に娯楽を楽しんでいきましょう。

ゲスト

RE: クライミング用具眠ったまま
コメントありがとうございます。
いつも楽しく明るい山行を
私の知らない山域を先鋭的にガンガン登ってられ
私は、なんだか北アルプス主稜線踏破目指して地図を塗りつくしたあと、北アルプスのバリエーションルートに行きたくあがいていたら、山から遠ざかって、
自分の無力さ、一人の限界を感じました。
その答えが出たようです。
せめて鋸岳だけなら点線ルートで登山道があるので来シーズン行きたいです。
ヤマレコをシーズンオフでも見ているのは、わずかに残った普通の登山道を行ったことない自分に合った背丈のルート登山に戻りたかったのかもしれません。
どこかでいつも自分と向き合いながら、自分の体力の限界や挑戦的なものを山で確認したり、野生の感や自然の猛威、迫力、ご来光を見て、涙流したり、人生を振り返って、なぐさめたり、失恋を癒したり、育児につかれていた頃は、自分を取り戻せる場所だったり、　
感動の嵐をいただいて、大地のエネルギーを補給
テントは特にいいですね
一晩中ヘッチンつけっぱ、トイレもテントで の怖がりですが、さすがに日本海まで抜ける、ツガミ新道は、白鳥小屋で避難小屋一人。ワインを飲んで怖くて速攻眠りました。
そう、お化けが怖い、ビビりです。やっぱり仲間がほしいと思う瞬間です。

雪倉避難小屋も突風とあられの中、駆け込み、雨具を拭き乾かせ、この先行くか、戻るか。一晩中悩み、出発を遅らせ天気の回復ぎりぎりまで悩み、朝日小屋でホット生き返りました。
白馬大雪渓崩落事故寸前、白馬岳、特有の低気圧に巻き込まれ、朝に雷がなり、走って降り、バスを追いかけそのあと、捜索のため入山禁止になったり、餓鬼だけの先の唐沢だけで、蟻地獄のように安曇野に落とされそうになり、ストックを砂に突き刺し這い上がり、山はどこか、危機一髪。生死のはざまを行き来する行為なのだと。最近思います。

こだわりは絶対テント、避難小屋では、服を濡らさないため、すべて脱ぎ、カッパとパンツオンリーで歩くことです。着いたらすぐ温かい服を着れるし、いくらゴアでも汗でノースフェイスのアンダーでも濡れますよね。濡れたらおわり。
いつ死ぬかわからない命だから、今したいことをやってます。

そうですよね。趣味は楽しんでますよ。いつも。
でも欲深いため悩みもあります。
今日は早速、栂池スキーツアーに行くため代金支払ってきました。
白銀の白馬を眺めにお気楽山を滑ってきます
来月ですけど

やっぱり山に惹かれてあこがれて、山に包まれるときがうれしいです。
ゆっくり山に登っていけたらいいとヤマレコを続けているのかも。そして心の仲間を求めているのでしょう。
好きな山は、蝶が岳や、屏風のコル、霞沢岳から見える、槍穂高連峰、剣岳など、
硫黄尾根や、北鎌尾根、地獄谷、圧倒させられます。
それから娘と五年以上かかって登れた、唐松岳、白馬岳、など。
いつか孫を連れて槍、穂に行けたら最高ですね。

今年はまた初心に戻って山に感動を与えてもらったセカンドバージョンでした
またどこかの山ですれ違っているかもしれませんね。
これからもヤマレコ楽しく拝見させていただき、疑似体験を楽しませていただきます。
パッションを維持できること、年齢を重ねていくことに恐怖を感じていますが、死ぬときこれでよかったと思える生き方、体験を悔いなくかさねていけたら、超最高です。
長々すみませんでした。