そのため、山小屋の調理場では圧力鍋を使っていると思います。それならば、山で自炊をするのにも圧力鍋を持っていけば良いですね。
以前、八ヶ岳本沢温泉でテント泊したときに圧力鍋での調理を試みたことがあります。
まず、テント場についての夕食は、炊き込みご飯。
そして、次の日の朝食は、ひよこ豆のカレー。
せっかく圧力鍋の担ぎ上げるのですから、その圧力鍋をフル活用しようというメニューです。
乾燥ひよこ豆を前の晩から水に浸し、戻したものを使用。この戻しの時間を確保するために朝のメニューとなりました。カレーとなるとご飯がほしくなりますが、ひよこ豆のカレー作りで圧力鍋がふさがるので、ご飯あきらめ、ナンをフライパンで焼きました。
ところで、ひよこ豆は、圧力鍋を使わないと平地でも柔らかくなるまで30分くらいは茹で続けなければなりません。それは、山では貴重なガスがもったいない。圧力鍋ですと、圧力がかかったあと10分ほどの弱火にし圧力を維持、そのあとは火を止めて、蓋をしたまま自然放置です。本格インドカレーがガスの消費を抑えて作れたかも。
この時使った圧力鍋は、パール金属のお安い製品。比較的小さい鍋とはいえ重さは1700gほど。登山の装備としては重め。
2日目は、この圧力鍋を担いで天狗岳経由で渋の湯におりました。
ベースキャンプなど長期滞在するときには、圧力鍋を使うことにより、燃料消費をおさえたり、乾燥食品の利用をふやすなどのメリットいかせるかもしれません。
山でも、アルファ米やレトルトご飯よりは、炊き立てのおいしいごはんが食べたいという方はぜひともお試しください。
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