タイトルをみて「はぁ?」とおもったかた。
おっさるとおりです。
邪道かもしれない話をします。
先週iPad2(白、3G+Wifi, 16GB)を注文しちまいました。ただし中古。
新品より100ドル安く買えた。
今、テキサス州→ワシントン州へ移動中。
(注:いま、シアトルに住んでいます)
初代iPad(もう手放した)のときも特に泊まりの山行のときは持ち歩いておりました。
そこで、用途(メリット)と注意点についていくつかお話します。
◆ 用途 ◆
1.・・・の前に
国内で売ってるSoftbankオンリーのは×です。それは言い過ぎか。△です。
登山口の時点で、「3G+Wfi」から、ただの「Wifiタイプ」になります。
SIMロックフリーを買ってdocomoのSIMカードを差してdocomoエリアがよいでしょう。
山頂やテン場では、意外と電波入ります。
ツイートするもよし、Facebookに写真UPするもよし、下山してないのにヤマレコ書いてしまうもよし。
リアルタイムでのクラウドサービスが使えます。
2.地図ナビゲーション
おそらくは紙の地図さえあれば事足りる話ではありますが、
地図を使った山歩きをより楽しくしてくれます。
iPadは9.7インチであり画面を大きくできます。
逆に小さくすれば遠くの周辺の山の見えます。
コンパス内蔵なので、方角に合わせて地図が回ります。
また、カメラと合わせて「AR山」アプリを使えば、カメラで写した山の名前もわかります。
(AR山ついてはこちら→http://itunes.apple.com/jp/app/id416384573?mt=8)
※当たり前ですが、ルートファインディング目的には適しません。
3.天気情報
電波入ればなおよしですが、iPadには「高層天気図アプリ」があります。
(「天気図ブラウザ」はこちら→http://itunes.apple.com/jp/app/id321340608?mt=8)
ただの天気ならケータイでみられますが、高層天気図はパソコンでさえみるの大変です。
このアプリは様々な天気図(500hPa、700hPa、850hPa、地上、実況、24時間後、48時間後、波浪、台風などなど)
をまとめてみることができます。
天気図を見極めるスキルが必要ですが、山の天気を自分なりに予想できることができます。
4.暇つぶし
夏山の行動時間は、おおよそ14時まで。
山小屋だろうが、テン泊だろうが、晩ご飯って17時頃。
暇なのよねー。
ゲームしたり、音楽聞いたり、動画みたり、デジカメの写真保存したり・・・いろいろいろいろ。
電池が持つので、2泊くらいなら十分足りるとおもいます。
もちろん、極力電源OFFにするなり「機内モード」にしておいて電池使わないようにしましょう。
(山間部では、電波が弱いと電池の消耗が激しいです)
◆ 注意点 ◆
1.落とすと割れます
普段使いでも落として画面(ガラス)割ってる人いるので、山だとなおさら。
歩きながら見るものでもないので、極力立ち止まってる時の使用をオススメします。
衝撃を保護する専用ケースもでているので、使用すべきです。
2.防水ではありません。
雨の中とか、川のほとりで使うことはまずありませんが
ザックの中で、水筒の水が漏れて濡れたとか、テントが結露してびしょびしょにはありうる。
上記1と同じで、ケースで保護する必要があります。
3.荷物が増えます
iPad1よりもだいぶ軽くなりましたが、ザックの中で場所はとります。
パッキングがちょっとめんどくさいかもしれません。
4.充電忘れずに
山行前にフル充電(当たり前)。
ケータイみたいに予備バッテリーありませんし、外付けバッテリーで足せる量は雀の涙です。
その代わり、フル充電さえしてあれば、トータル4,5時間は使えます。
■まとめ■
けっして、既存のツールに変わるものでもなく、これで山行リスクが飛躍的に下がるわけでもありません。
「山では下界とつながらないのがいい」とか「電子機器はいらん」という昔ながらのもの私も好きです。
ちょっとした・・・けど意外とみなさんお持ちかもしれない山行中のちょっとした隙間を埋めるための
一知恵を提案してみました。
ナイスですね!! 私はIpad1を所持しています。ヤマレコもほとんどこれを使っていますから、アクセスの頻度は非常にたかいのです。3Gは、やまの中では機能しませんし、ましてやWiFiも。ドコモは結構つながります。主要な山小屋では、ドコモ電波をアンプリファイするデバイスを使っているところがあります。私はまだ山の中にもっていったことはありませんが、街歩きの時はかならずザックにいれています。大山街道60キロを4回にわけて歩きましたが、大山街道ナビとGPSの組み合わせで、迷うことなく歩けました。
重量は1キろないですが、テン泊や小屋どまりとなると
軽量化の観点で優先順位は低いかもしれませんが、便利と感じる時もあるかもしれません。SIMロックフリー?私の契約は3Gですから、切り替えが必要かも。
Mikuniさん
仲間がいてうれしいです
iPad2は初代にくれべて飛躍的に軽いです。びっくりです。
それから、カメラは使えます。AR山は感動モノです!
山小屋だけ電波入るとかありますよね。
甲武信小屋は、この前某番組でやってましたがdocomoの方が
アンテナ設置にわざわざ宿泊しながらきてましたし。エラいなあ。
MikuniさんのiPadはSoftbank契約ということでしょうか?
iPad2(又は今後でる3)のときは、SIMロックフリー版(アメリカ版のiPad)を購入して
docomoのSIMカードを差しましょう〜。
(輸入せないかんのですが。簡単にできます)
さらっと書かれていらっしゃいますが、大山街道60キロ?
SoftBankって設備投資をやらないからなあ
固定費がかかる設備は借りればいいやという考えですから
デジタルホン時代から使っていますが
山に行くときは携帯電話は持って行きません
どうせ入らないし、改善する兆しもないし
太陽光発電に参入って補助金回収目的が見え見え
他の人がどうやろうが構わないですが、山で見たら幻滅ですね。ツイートなり、現代人ってデジタルガジェットに毒されすぎじゃないですかね
自然の楽しみ方が貧弱!と思います。
ドラクエのレベル上げとか、小学生並なことするとか(←昔の自分)。
歩き終わった後が暇だ〜っていうのは共感できますけどね
q0u0pさん
SBユーザなんですね
いちお、基地局増やしてるみたいですよー。
しかし、それは都市部の話であって、100名山は遠い先の話みたいです。
電話代とのトレードオフでしょうか。
K_guminさん
この日記の趣旨は「下界でできることを山でもやろう」ではなく
「山行の中での一連の行動のソリューション」を提案した。
だから、ゲームとかしなくてよい。ツイッターなどしなくてよい。
(あたりまえだけどアプリ次第でなんでもできちゃうし)
むしろ、2の地図ナビとか3の天気図のように、シリアスな状況に役に立つ。
他にも、夜中に星がみえたらなら星座盤アプリとか、花の名前がわからなかったら
植物図鑑アプリなどが便利。
iPadを持っていこうとは面白いと思いました。
私はiPhone4のSB契約なので、山では基本的につながりません(笑)
もっとも、そんなこと期待して持っているわけでもありませんが、現在位置確認や、主カメラのバッテリーがなくなったときの予備カメラとして、たまに使ったりします。
地図ナビや星座アプリで割と満足していたりするので、天気図アプリは知りませんでした。
デジタルガジェットを持っているからと言って、自然の楽しみ方が貧弱になるとは全く思っていません。
植物図鑑アプリや鳥図鑑アプリ、AR山、星座アプリなどアウトドア向きのアプリを活用することによって、知ることも多いと思います。
ただ、植物図鑑や鳥図鑑アプリなどはハッキリ言うと役不足。
アウトドアアプリとしての可能性はあると思うのですが、ハンディ図鑑の方が見やすくて役に立ちます。
星座アプリは面白いですね。
ゲームの類はいくつか入れていますが、あっという間に飽きました。
地図ナビがあるからって、地図やコンパスが必要ないわけではなく、携行することは基本ですし、iPadもiPhoneも、その他GPS機器も単なる補助に過ぎず、これらにとって代わるものではありません。
iPadもiPhoneもどちらも別に必要ないって言えば必要ないんですけど、使い方次第で有用になることは確かだと思います。
山歩きを面白くしてくれる道具だと思えば良いかと。
ロガーやデジカメ、従来の携帯も十分デジタルガジェットだと思いますけどねー。
todokitiさん
コメントありがとうございます。
iPhone5が9月末から10月頭にでるとかでないとかでるとか。
海外ではSIMロックフリー化が進んでいくようですから
今回もSBのみならば、輸入も選択肢に!?
おっしゃるとおり植物図鑑は使っていませんでした
もともと花に関心の高い性質ではないというのもありますが・・。
今回iPadだけで、どうしてAndroidタブレットをかかなかったかというと
天気図アプリがAndroidではでてないのです!!
このアプリは、天気図をまとめてみられる非常に便利モノなので
外したくなかったのですよー!
何かよさそうなアプリあったら教えてください!
私もまた日記で紹介できたらとおもいます。
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