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・・・とは前々からきいていたが、先日シューズを買い、いい機会なので
履きならしがてら”20年ぶり”の再開を果たす。
20年ぶりのブランクを感じることなく会話が弾む2人(写真左)
ちなみに、彼は大学時代ワンゲルで、腕も脚も折れてない骨はほとんどなく
南アルプスで、沢で増水して遭難して県警の救助ヘリで吊り上げられたこともある
思い出いっぱいなやつである

でもって、彼は、クライミングで国体に選手でも監督でも出場している。
あらら、みんな立派になっちゃって。
で、今回お話するのはそこではない。金銭感覚の話である。
俺 「(ジムの使用料が一日)1300円って安いよねー。アキバのB-pumpだと2300円だよ!」
友 「そうなんだけど・・・」
てっきり、畑のど真ん中にできたジムだから単に投資が少なくてそうなった
と安易におもってたが、そこには田舎ならではの経緯があったようで。
彼の話をまとめるとこういうことらしい
・価格設定には結構悩んだ
・1300円でさえ、当初は高いと言われた
・田舎の人は、今までにない価値にお金を払うことに慣れてないみたい
なるほどね。
ご飯を食べる、車のガソリン代を払う、映画を見る。
日常生活にありふれた経済活動では適正価格がわかっているけど
3mほどの人工の壁を登らせてもらうのに、程よい値段ってのがいまいちピンとこないんだそうだ。
だから、安くすることは実はあまり効果的ではない。
うまく説明できないけど、新しい価値へのコストに抵抗感をなくしてもらう努力が必要なのね。
・・・とここまできて、2人で新たな話になって
俺「ってことは山梨って意外と登山人口少ない?」
友「灯台もと暗しっていうかなぁ」
登山用品専門店も石井スポーツくらい?
そーいやあまり地元の周りで登山趣味な人を知らない。
山はもう目の前にあるからいちいち近づいて登る発想がない、というのも
わかる気がする・・・

大晦日のこの日でも小学生が何人も登ってた(当然おれよりスイスイ)。
彼らが大人になるときは、スイミング教室や、音楽教室のようなカルチャースクールの一つとしてなじんでるかもしれない。
人口80万人(すくねー)という小さい県で、さらに少ない登山人口。
そんな中で畑のど真ん中にオープンしたボルダジムは
なんだか、山梨の登山ってこれから成長してくん?と期待させてくれる
わくわくさせてくれる場所であったよ。
また行きますので!会員証作ったし!
あ、ここです↓よろしくね(ACTIV−A(アクティバ))
http://www.activ-a.com/
Mt_thetaさん山梨県の人を侮ってはいけませんよ、ヤマレコでも結構山梨の人いますよ、
ただ仰る通り山梨の人は小さい時から山を身近に見ているので、その上お金を出してまでの練習はためらうかも知れませんね
コメントありがとうございます。
都道府県人口比だと全国でどのくらいなんでしょうか。
本来ならトップ5にいてもおかしくないんですけれど・・
登山関連に限らず、正直山梨人は新しいものに
お金を払うことに消極的です。
逆に、予てから知ってるものが入ってきたときの
がっつく速さはピカイチです(大型ショッピングセンターができたときとか)
個人であてはめてみると
平日
利用料 1575円 < 軽く飲む 2000円。
休日
利用料 2100円 > 交通費 (たとえば日和田山)+昼飯+おやつで大体1500円いかないくらい。
と考えると、仮に1300円だったとしても登山する人にとって高い気がします。
特に私みたいな田んぼだらけの場所に住んでる人にとっては、晴れの日もチョークの粉塵が舞う室内にいるというのは結構つらいです。外の空気を吸ってたいですし
あと、クライミングジムは登山というよりか、フットサルとかテニスの方が近いイメージ。場所を借りるのも同じですし。
今回の日記の要旨の一つでもあるんだけど
「安くしても適正価格は得られない」というのがポイント。
飲み代とか交通費より高かろうが、価値があれば高くてもOKなわけで。
1300円が1000円でも600円でもハイストップと言う人は誰もいない。
ちなみに、ここは超小さいジムなんだけど
そのおかげで、受付から壁が全部見えるので
うだつが上がらないと、気軽にアドバイスもらえます。
おせっかいかもしれないけど、お店と客の距離が一番近い店かもしれない。
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