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工学部や理学部などがある青葉山キャンパスは
仙台から西へ3kmほどの山の上。
なので、津波の被害を受けた東の海側とは無縁だから
大したことないだろうと思っていました。
電気・電子・情報系のキャンパスにつきました(写真1)
みたところ、倒壊はおろかひびや欠損もありません。
近づいてみると玄関に赤い張り紙(写真2)
ああ、これが貼られてしまったか・・・。
倒壊の危険がある建物に貼られる罹災証明書です。
公的に立ち入り禁止が認定されてしまいました。
もうこの建物は使えませんので、解体して再建築が必要です。
この建物には研究室が数十室あり全て引越しを余儀なくされました。
大規模な設備を抱えている研究室は研究が困難な状態です。
このように建物の継続使用が不可能になったキャンパスは
青葉山だけでも数棟あるそうです。
被害を挙げ始めたらキリがない
設備に関して言えば、光学装置、半導体プロセス、クリーンルームのような
繊細なものはすべて☓。
それから、通電が必要な装置も停電で故障。
あと、冷凍が必要なサンプルとかもダメ。
研究中の成果物を損失した学生も多いでしょう。
陽の目を見ようとしていた研究成果も多く失われたでしょう。
メディアはこんなこと心配しないもんね。
けど、この被害の痛手は数年後に出てくるんですよ。
それさえも気づいてもらえないかもしれないけど。
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