『しかし、それはそれはよく考えてみると、先人の記録という外部に依存した他力本願的行為だといえなくもない。本来、登山とは自力で現場の状況を判断しながら登っていくところに醍醐味があるはずなのだが、トポや遡行図を参考にして登ってしまうと、登山に本来あった現場における自由や創造性はどうしても犠牲になる。極端な言い方をすればマニュアル登山と化す。マニュアルにしたがって登れば自分独自の判断もへったくれもないわけで、その登山は事前にあつめた情報に管理された予定調和的で非創造的な行為に堕してしまう。』(『狩りと漂白』角幡唯介著/集英社刊)
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