登山の腕は悪い方なので、それを道具で補いたい。
軽いものの方が体力を温存できたり、装備の数を増やせるので良い。
ウルトラライト(UL)関係の情報は参考にさせて頂いております。
でもトレイルランニング関連の情報は参考にならないので見ていません。
(彼らは常人離れした体力や驚異的な移動速度で問題解決している場合が多いので)
1つの道具で複数の目的に使えるものが良い。
ロープ、シート、棒などは単純なものが代表格。
ナイフやライターは想定外の時に何かと役に立つはず。
地図 低山などでは2万5千分の1が必須。観光地化している山だと登山用地図でも大丈夫。そんなに重くない装備なので有るなら両方とも持っていくのが吉。
防寒着・夜着 ユニクロのヒートテックは軽くて丈夫。上下を持っていく。夏山でも汗を拭き、乾いた下着に着替えるだけで落ち着く。
ファイントラックのポリゴン2ULジャケットも良い。(4枚の方は嵩張りすぎ)
雨具 冷たい風や雨から身を守る道具。疲労凍死したくなかったら必須。透湿性のある物が絶対良いが運動中は結局、汗で塗れるので適度な換気が必要。
樹林帯など風が弱い所ではポンチョの方が快適だし脱いだり着たりするのが簡単。
ストック 伸縮自在な棒。下りでのブレーキ。蜘蛛の巣や落ちている枝の掃除。足場の確認。ポールの代用。T字なら木や岩に引っ掛けてホールドを作れる。またザックのショルダーベルトやシュリンゲに引っ掛ける事で簡単に仕舞うことが出来るのでT字の方が、お勧め。冬はダブル(スノーバスケット付)、それ以外は1本使用。ねじ式は錆びやすいので使用時以外はバラバラにし可動部を乾燥させること。
腕時計 夏など時間にシビアな登山や、山で宿泊するときは必須。蓄光文字盤だと寝ている時も確認しやすい。冬場はウェアから断熱、蒸気の排出に問題が出るので持って行かない。
ゴミ袋 ザック内の防水と荷崩防止。テント内で濡れや汚れから守る。敷物にも使える。大きい物は非常時に穴を開けて防寒や雨具にも。簡易のグランドシートにもなる?雪の運搬も使えるらしい。小さいものは雪を詰めて埋めればアンカーにも。
手袋 冷たい岩を触るときには必須。スマホの操作なら親指だけ脱いで操作。冬は薄手と厚手を持っておくと体温調整しやすい。冬は行動中に体温で乾かせないので手袋は複数、持っておく方が良い。
ライター 伸縮式が便利。電子着火式が使えない所には行かないのでフリント式は使っていない。予備として防水マッチも持って行く方が良い。
ロウソク 軽量。固形燃料なので安全。長時間の燃焼するため明かりや熱源としても優秀。炎を見てるだけで暇つぶしに成る。ただし火を点けた後は容易に動かせない。蝋が零れて掃除が大変。
アルコールストーブ アルコールの引火点は11〜13℃。低温時はプレヒートが必要だが、ザック内や懐で温めるのも良し。加藤文太郎さんも使っていたのだから冬山でも問題なし。
ただしストーブ、コッヘル、風防の形状や組み合わせ、その出来が最重要。
研磨屋と野あそび。:シンプルと小細工。 http://rikuren.naturum.ne.jp/e1458664.html
焼酎220mlペットカップ 液体(酒や調味料)入れとして優秀。
キッチンペーパー クッション剤、吸湿剤としても使える。100均の食品小分タッパーに生玉子を入れて行く時に使っている。
コンビニの濡れおしぼり コッヘル等の掃除に便利。体を拭くのにも使えるかな?
コンビニの割り箸 使用後は薪にもなる。冬山では竹ペグの代用も?
円錐形ドリッパー コーヒー淹れる以外にも簡易浄水、漏斗代わりに使える。
凍らしたペットボトル 夏山で便利。食材の保冷剤としても使える。
モバイルバッテリー 2、3日程度の登山であれば便利な電源。ソーラーと違い夜間でも充電可能。充電は90%程度までにすると効率が良い。
カラビナ スリングやロープの接続。簡易下降器。ただし破損する場合やノーマル式ではロープの動きによってはゲートが開き、抜ける場合もあるので注意。
ソウンスリング 幾つか結び方を知っているが、きっちり結ばないと危険なのでロープワークに自信がない私は使っている。長いものは簡易ハーネスにもなる。
ピッケル 石突で姿勢維持。雪に刺して簡易ビレイ。ブレードでカッティング。ピックで滑落停止、ピオレトラクション。耐風姿勢。雪に埋めて支点。ベントシャフトだと石突とピックを同時に雪面に指せ斜面の登り降りが楽。手首用バンドの方が便利。スリング120cmを体に巻きカラビナで繋ぐ。手で触る部分にはビニールテープ等の熱伝導率が低いものを巻いておくと良い。
スノーシュー バックカントリーで雪の斜面を登るのに特化しているのが多く、登山で使うと下りで滑りやすいので注意。氷った斜面を下る場合はMSRライトニングシリーズが良いと思います。女性用の方が幅が狭く重なり難い。
アイゼン 軽量な10本歯のカジタックスを使っています。
4本爪アイゼン お守りなど役に立たない物あつかいされてますが有ると無いでは歩く速度が全然違う。立ったままでも爪先立ちするだけで着脱可能。同じく爪先立ちで歩けば木道などの登山道を痛めないという利点も。マウンテンダックス製を持っています。
スノースコップ 本来(雪洞掘り)の用途では使ったことは無い。車が雪道でスタック(脱輪)した時や駐車スペース確保に使ったことがあるので、やっぱり持っておいた方が良い装備。雪に埋めれば支点に使える?
保温水筒 冬山で便利。ただし行動中に飲む水は生ぬるいぐらいが良い。冬山の吹き曝しでお湯を沸かすのは時間がかかるので熱湯を事前に作って持っていく方が良い。私は冬山では飲む用と熱湯用の2本を持って行っている。
リチウム乾電池 冬山でも安心な電源。ヘッドランプや雪崩ビーコン、MP3プレイヤーを買うときに同じ仕様のものを選べば使い回ししやすい。
ツェルト 大きな物はテント(晴れ限定)。小さいものは雨具(ポンチョ)、夏場の防寒にも使える。冬場は雪洞の入口に張り風除け。木の陰に出来る穴や半雪洞を掘り、その中で張る事も出来る。
スリーピングマット 地面に奪われる熱が一番大きいと思うので最重要装備。私はパンクの心配が無いウレタン製を使っています。
銀マット 寝るときや座るときに敷くもの。積雪期は外側に入れるパッキングにするとザック内の断熱材にもなる。体温でザック内を保温できれば水を凍らせずにすむ。非常時はナイフで切って小さくすれば防寒着にも。
寝袋 小屋の近くでしか泊まりませんので化繊綿のものを単体で使用。「化繊寝袋」と「ダウン寝袋+カバー」の重さを比べると大差がない。化学繊維は濡れに強いのが心強い。寝た時に背中側を体で潰したとしてもダウンよりは断熱が良さそうな気がする。雨が降ったらアルミ蒸着シートでなんとかするか小屋に逃げ込む。
アルミ蒸着シート たぶん最軽量のシート。保温や風除け、雨除け、緊急時の防寒着など多方面に使えるものの筈・・・ いつもザックに入れていますが実際使ったののは数回だけ。ヘリを呼ぶ際には、ストックや手でシートを空に向けて振ると見つけられやすいかも知れない。
カイロ 寝袋や防寒着だけでは暖が足りない時に便利かなと思うので一年中、持っている。でも使ったことはない。
熊避け鈴 剣山系は熊が居るので2013年までは持って行ってた。ただ熊避け鈴を持った人が動物に餌付けしているとしたら、鈴を持っていくことが逆効果になる可能性もあるんじゃないか?と持っていくのは止めました。危ない時だけ鍵束を、チャラチャラ鳴らしながら歩いています。
ザックカバー 雨具という意味では役立たず。ザックの汚れ防止にしかならない
携帯電話 緊急時の電話連絡、GPSロガー、写真撮影(インカメラを使えば簡易の鏡)