愛知県美術館の「長沢芦雪展」へ
若冲とも応挙とも違う
技巧はあるが柔らかい
ひとまわりしたあと
もう一回偏光機能がついたサングラスでじっくり見て回る
淡いタッチで描かれた墨がクッキリ現れてくる
有名なプライスコレクションの白象黒牛図屏風や無量寺の龍図襖と虎図襖
他にも素晴らしい展示多数
9 牡丹孔雀図
応挙の図と並べての展示
応挙の技巧素晴らしい
でも芦雪は柔らかい
それでいて牡丹の花と葉の動線と孔雀のラインが印象的
18 岩上猿唐子遊図屏風
つたの赤
竹笹の線の細さ
犬と童の濃淡
19 牛図
微笑む黒牛は青い瞳
角の立体感と爪先の細かい描写
24 唐子遊図襖
遊ぶ犬
習字で遊ぶ童
右上にネズミが一匹
32朝顔に蛙図襖
溶けてしまうほどの淡い墨で描かれた朝顔のつる
からまりあう様のびる様
自然でボタニカルアートのような動線
でも写実的ではなく濃淡で表現されている
襖6枚の空間を大きくつかった朝顔のつるは二匹の蛙から見上げると天上の架け橋の様に見えるのか?
※この絵が一番気に入りました
あとモチーフとしては月、竹のほか小禽、犬、猿など動物が多い
どれも優しい感じで楽しい
やはり日本美術は素晴らしい!
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