自分が経験した事なのですが、厳冬期と言われている時期…から春先の雪山でバラクラバを忘れ過去にしんどい思いをしたので一つ。
朝の氷点下〜-11℃以下に置いて、バラクラバ・ネックウォーマーは本当必須です。その理由は呼吸がし難い事。
登山に置いて呼吸は普段以上にするもの。しかし、氷点下より下になると大気の水分は凍りつき、霜となって乾燥した凍てつく空気に豹変します。その中で激しく呼吸をしようものなら、勿論肺の中に凍てつく空気(-うん10度)が入ってくるもんですから…洒落にならないほど喉と肺がやられ、咳込み、行動力が低下します。
バラクラバ・ネックウォーマーで鼻と口を保護することによって、多少は口腔内の湿度と急激な凍てつく空気の流入が抑えられると言うことが非常によくわかりました。
そんなことわかってるよ!とか雪山でバラクラバは当たり前だ!って事はわかってますが…コレから冬山に挑む方に、自分の失敗談で少しでも役に立ててもらえたら幸いです。
通気性と保湿性を兼ね揃えた様なバラクラバ・ネックウォーマーと言うと…メリノウールか速乾性の化繊素材って感じなんでしょうかねぇ…と個人的に思います。良いのあるよ!って人が居たら教えてください(笑)
忘れてしまう対策にパーカーがバラクラバになるようなタイプのウエアを購入されるのはどうでしょう?探すと結構あるみたいです。パーカーばっかり重ねちゃうと渋滞起こしちゃうことだけ気をつければ、そのウエアを着て出掛けるなら忘れてもフォローが効くかなと思うのですが。
私は顔周りに風が直撃してしまうと精神、身体を消耗するので、滑落しないような場所であればミトンタイプのオーバー手袋で顔周りの風を遮って歩いています。これだけで凄く違いがあるように感じます。歩いてる時しか出来ませんけどね。
あと、ヤマレコの登山計画を立てると、当日?チェックリストで確認出来るので、最近は忘れ物がメッキリ減りました。
ウールキャップに鼻口周り寒ければフェイスウォーマー足すスタイルが多いです。どうも口周りがじっとりしてくるのが嫌いで嫌いで。。。
意外と鼻の下が開いてて、口周りに穴がぽつぽつ開いてるだけでストレス感大分減るし、凍傷の危険性もある程度防げますよー。
身体の特性だと思いますが冷たい空気でも私は呼吸が苦しくなるような経験はありません。
顔を風雪から守るためにバラクラバは必須です。45年も前に購入のウール&ポリエステルのダブルを使ってます。目元がそこそこ空いているような気もするのですが私にはベストです。ヘルメット着用時も見た目にカッコ悪くなりますが問題ありません。最近はもっと薄いものが一般的で、私が使っているようなものは無いようです。少しでも軽量化したいので帽子やイヤーバンドなどは無しでバラクラバだけにすることが多いです。
アウターのフードに針金で簡易的な風除けをなさってた…参考になります。確かにフィールドの特定の場所と稜線に至っては爆風になって息継ぎができない事もあるのですが、フードで風除けは有効的ですね!
呼吸のしづらさは…確かに私の身体的なもので、慢性の鼻炎からくるものでして…口呼吸がメインなので、やられる確率が高いイメージです。鼻で呼吸する事は、湿度調整して肺に空気を取り入れる役割がある様なので、あまり鼻毛は切りすぎず・また、鼻呼吸を頑張ってやるしかなさそうですよね…
他の方からのコメントからも、バラクラバで凍傷を防ぐ事が肝心って事がメインで事なんですねぇ…
活発な意見をお聞きして、日記に載せて良かったのと、今後の厳冬期登山の参考にさせていただきます。
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