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『Only One』コーナーが設けられている。
みるからに、ヒューマンドラマ、感動の物語、泣けるストーリーといった作品だ。
少し興味をそそられ、一枚手にとったが、
しばらくして、所定の場所へ戻した。
今日の自分は、号泣したいほど心がリミッター越えしていない。
きっと今は必要ないのだ。
『オンリーワン』
解散してしまったが、スポーツ万能で歌も上手いピープルの集団、「SMAP」。
その歌詞にも出てくる言葉だなー!と、まんまと食いつく。私はお店屋さんの良いカモだ。
まぁ、そんな自分が嫌いではないし、商売においては、そのような戦略が必要だろう。
以前日記に、
『人は一人じゃ生きていけない…』
的な言葉を残したのだが、かといって、一人がだめとも思わない。一人もいいのだ。
こんな田舎ですら、なかなか一人になれる場所なんてあまり無いようにも思えてきた。だから時々無性に一人で山へ行きたくなるのかもしれない。
1日の半分近くは、
職場の人間といるようなもんだ。嫌いな人や苦手な人はもちろん、庇護したくなるような子もいる。波長が合うし仲良しだけど、たまに憎たらしくなるようなヤツも。が、窮地の時に助け合うことがあると、そう簡単には憎めない。
結局のところ、
生きているうちは、人との関わりあいが必要になってくる。煩わしいのは、みんなそれぞれの生き方がある故、自分の理想と相手の理想がマッチしない、それに不満を覚えるのかな…それでもお互い向き合わずして仕事はできないのだから、気をもむのは当然だ。
悲しいことに、
仕事本体に強みがないと感じる人は、上層部にご機嫌をとるし、自分を保持する為に他人を蹴落とそうとする人もいる。よほど自信がある人でも、競争社会ではそういう心理が働くのだろうから、仕方ないのかもしれない。
だから最近は、
そのちっぽけな秩序、組織を曼荼羅のように例え、俯瞰で見ながらあえて楽しむ事にしている。こんな集まりだけども、それでもこうやってみんな必死に今を生きてるなと。ある意味一つの世界なんだよなーと。
そうそう、
思い通りにならないことは、いちいちネガティブにならない。自分の物差しで見たものが、他人の見る尺度とは別物だろうし、全くの別世界かもしれない。自分の尺度を人に強要しようとは思わない。親や家族、恋人、友達だってみんなそうだ。
そう考えると、
嫌いな人や苦手意識のある人と時間を共にすることは、とても有意義な感じさえしてくる。ただそれなりの覚悟でもって臨まないと、自分のダメージが大きい時、自滅してしまいそうだ。が、そこから這い上がるのもある意味楽しそうだ。
今日、ひとりで里山へ行った。
空気は澄んでいて、
そこには自分と静寂だけがあった。
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