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2020年12月13日 18:51未分類全体に公開

深田久弥 山の文化館 @石川県大聖寺

石川県内にあり、いつか行ってみたいと思っていた深田久弥山の文化館へ行ってきた。この文化館がある石川県の大聖寺は深田久弥の故郷である。友人が絶賛していたのでどれほどのものだろうかと思っていたが、いずれ100名山をと考えている自分にとってはとても感銘を受ける場所だった。

文化館の建物は明治時代に建設され、数十年前までは織物工場として使用されていたものを市が買い取り、その後この文化館を建設するに至ったとのこと。
建物は木造で畳の部屋や倉もあり歴史を感じるものであり、温かみのある渋い作り。祖父の家を想起させるような場所もあり懐かしくも感じた。

深田久弥の生い立ち、著書、久弥が実際に使用した道具や直筆の手紙の展示、100名山の写真等々、見るものは尽きなかった。生い立ちには3歳の時に川に溺れかける、というようなちょっとしたエピソードも書かれている。
深田久弥の著書はもちろん、多くの山岳関連の本が置かれている資料文献室は圧巻だった。現在も発売されている山岳雑誌の「岳人」「山と渓谷」は、それぞれ創刊号から全巻揃っている。昔のバックナンバーを読むと、当時の人たちの登山というものが感じられた。ここで本を読み漁ったものなら何日も潰すことができる。

これから本格的な冬を迎えるが、冬山の参考にと深田久弥の山の文学全集気茲蝓峺討崚濟魁廚鯑匹鵑任澆拭そこには以下のように綴られていた。
『(前略)頬を切るような風や、手足のしびれるような寒さや、吹雪のために三、四日も山小屋に閉じ籠る事や、寒気のための睡眠不足や、すべてこんなことは覚悟の前だ。だがそれほどの苦しみをしても決して悔ゆることのないほど、新雪の山はすばらしい。いや、すばらしいなんて生温い言葉では尽くすことのできない荘厳さだ。 こういう荘厳な自然に対してはどんな表現も無駄である。ただ身慄いのする感動しかない。どんなに精妙な写真も、最上級を連ねた文章もこの感動の万分の一も現すことは出来ぬ。この言語を絶した魅力に捉われていればこそ僕等は倦きずに山へ出かけるのだ。』
自分は冬山の感動をまだ味わったことはないが、いっそう冬山に対する興味が湧いた。
その勢いのまま文化館を去った後に登山用品販売店へ足を運んだが、結局値段にビビッて何も買わなかった。。しっかり下調べをしてから買おう。。
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