虫多い(特に蜘蛛)
道が分かりにくい
疲れた
足が痛い
普通に楽しかったまた行きたいなと思う
この日記140字以上じゃないと保存されないらしいので延々と無駄話でも書いていこうと思う。
今日、八月六日水曜日に我々山岳部は沢山制覇を目指した。しかし新入部員であるにも関わらず先輩は愚か先生すらいない。先輩は三年生の方々しかいらっしゃらないので仕方がないがなぜ先生が来ないのかはよく分からない。まぁそっちの方が伸び伸びとできるので別にいいが。ただ今回参加のが自分を含めた新入部員のみの総勢2名だったのでこれもう部活として活動しているのかよくわからない状況ではある。
今回沢山に登った目的は新入部員を歓迎するものである。いや、元々はそのはずであった。しかし例の感染症に加え時期的に雨が多く降る時期でもあったため、当初予定されていた『部活全体での沢山登山』は断念を余儀なくされた。そうしているうちに先輩方が引退され、夏休みに突入した。この時点で部活には新入生2名しか参加しておらず、部活として活動するのが難しくなってしまった。しかしそこは流石の我が部長(実際は部長をやりたくない自分が部長職を押し付けた哀れな同級生)。夏休みの間にせめて沢山だけでも登ろうじゃないか!と考え、先生もいない、経験者もいないおよそ山を登るには心細すぎる沢山登山が成立したのであった。
最初はよかった。坂もキツくない、道は一本のみ。何より、スマホがある、ということが我々が安心していた大きな要因であっただろう。しかし、ある大きな悲劇が沢山制覇一年生一行を襲う。まず初めは土砂崩れによる迂回ルートの使用である。本来の道を外れたことで少しの動揺が生まれた。だがそのあとは特に何もなく、第一のポイント沢池まで到達することができた。登山開始からおよそ一時間(詳しいことは部長より聞いてください)というそこそこのスピードで行くことができた。沢池では写真を撮るなどして雄大な自然を満喫できた。今思えばあれが神の情けだったのだろう。そのあと襲い来る困難の前の休憩所を与えるという神の慈悲。我々は襲い来る異変に気づかず呑気に沢池を楽しんでいた。
しばらくして、そろそろ行こうか、となった。そこでルートを確認するため自分はスマホを取り出した。そこで、異変は、起きた。いや、異変に気付いたというところか。スマホの充電がなくなっていたのだ。これはつまりルートの確認ができなくなったことを意味する。では紙媒体を使えばいいことではないか?そこまで悲観的になることか?そう考える人もいるだろう。だが我々はそこでもう一つの事実に気がついた。そう、神の地図をも我々は忘れてしまったのだ。つまり我々は地図なしで沢山登山をすることになったのである。
そのあとはまさに地獄であった。元々道が分かりにくい山の中この道でいいのか、もしかして道を間違えているのではないか、そう疑心暗鬼に陥っているところに蜘蛛の巣が襲い掛かる(蜘蛛からすると我々が『襲い掛か』っていた訳であるが)。あの時は本気で山を憎んだ。別に蜘蛛のせいというわけではない。蜘蛛の巣がウザいからという理由で山が嫌いになる奴がいるか?蜘蛛の巣が理由というわけではない。だがその時は突然訪れた。何が起こったのか?簡単な話だ。ただ単に山頂に到着しただけである。しかしそれは我々にとって大きな意味を持つ。この道が間違っていない、という意味を。山頂から見える景色を睥睨し、先駆者が残していった記念物を鑑賞し、我々のエネルギーはMAXになった。その後も蜘蛛の巣による襲撃はウザかったが、我々はどうにか帰路に着くことができた。
山は恐ろしい場所である。生半可な気持ちで挑んだら、恐ろしい目に合うであろう。しかし、登りきった後の達成感は異様なまでな快楽をもたらす。我々はその日山の恐ろしさも思い知った。そして悟った。山は恐ろしいくらいに素晴らしい、と。
我々はその後天一でラーメン食べて解散した。こってりを頼んだが、失敗だったかな。口の中が粘つく。今日は失敗ばっかだなー
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する