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特徴
・マダニによく似ていて体長2〜3mm。
・マダニより遥かにすばしっこくて小さなアリ程度の速さで体中を這い回る。
・顔、首筋等体表を這い回ると存在を感じるが衣服の下に入ると感じない。
・指の腹で潰しても潰れない点もマダニに似ている。
・首筋を這い回っているので指で押しつぶしても離した途端に元気よく這い回る。
・爪と爪の間で押しつぶすとお陀仏するが、すばしっこいので簡単には出来ない。
・羽を持っていて飛翔して取り付くが体表を這い回っているのを捕まえてみると羽は無くなっている。
・刺されるとブヨ並みの痒さで一週間程、夜中に痒くて目が覚めてかゆみ止めを塗る日々が続く。最大で一日で5〜6か所刺された。
・マダニと違って「食いついて離れず引き離すと首から取れて牙が残る」って事は無い。
・刺した後どこかに移動して居なくなっている。(体表のどこかに居る。)
・虫除けは全く効かない。
・殺虫剤(一押しベープ)は効果大。即死する。
・風呂に入った後も体表に居た経験は無い。刺されるのは登山中〜風呂に入るまで。
シラミバエがいる山
・室蘭岳(大発生)
・イチャンコッペ(大発生)
・空沼岳(大発生)
・芽室岳(大発生で撤退)
・幌岩山(中発生)
・藻琴山(小発生)
・屈斜路カルデラトレイル(北、南とも小発生)
シラミバエは居なかった山
・黒岳、アポイ岳、樽前山、羊蹄山(アブは大発生)、カムイヌプリ(摩周岳)、尻別岳、伊達紋別岳、徳舜瞥岳、剣山、新得山
取り付かれる人は限られているようで6人で歩いていても私だけ取り付かれた。
多分こんな人がシラミバエの好み
・先頭を歩いている人
・体温高め、体臭強め、汗で体表がジメっとしてる
・要するに鹿に似てる人
・好みで無い人に取り付いたら、羽が有る内に飛び去っているのかも知れない。
悪名高き「ツェツェバエ」も「シラミバエ」の一種のようだ。
写真は体を這い回っているのを捕まえてコーヒーカップの熱でお陀仏させた個体。
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