本日、国立オリンピック記念青少年総合センタ−に於いて
jRO(ジロ−・日本山岳救助機構)の会員を対象とした講演会が
開催され、初めて行って来ました。
テ−マは2部構成でした。
第1部
「熱中症と低体温症」について金田正樹先生による講演
3年前のトムラウシ山遭難事故を例にお話しがありました。
金田先生は「トムラウシ山遭難はなぜ起こったか」や
「感謝されない医者」などの著書があります。
第2部
「山岳遭難事故・遭難救助費用のjROの支払事例」について
都岳連救助隊長の北島英明氏と関係者によるパネルト−クでした。
実際の遭難事故から支払の対象となる事例とならない事例や
有料救助隊としての遭対協の話などがありました。
第1部では低体温症の知識の重要性を再認識しました。
と同時に個人的には「判断と決断」が一番大切だと思っています。
岐路に立った時の「勇気ある撤退」、これこそが身を守る術だと思います。
トムラウシ山遭難でも早い決断があったならば多くの人が助かったに違い
ありません。
第2部の話は3月に西穂で滑落したのでとてもひとごとではありませんでした。
(自力で下山したので遭難とは思っていないのですが・・・)
要するに遭難するといろいろとお金がかかるのです。
そういう意味でも山岳保険への加入は必須なことなのです。
それと「トムラウシ山遭難はなぜ起こったか」が近日中にヤマケイ文庫から
発売されます。950円です。是非、皆さんに読んでいただきたいと思います。
次回の講演会は来年の1月25日です。
ヤマテンの気象予報士・猪熊さんの講演があるそうです。
楽しみですね。
siriusさん初めまして!
自分も公演いく予定でしたが、仕事でいけませんでしたグスン
ためになるお話ききたかったです
JROのHPに今年のGWの北ア遭難の検証が載っていましたが、あれもためになりました。
1月の猪熊さんのはぜひ行きたいですね!!
jin411さん、こんばんは。
残念でしたね。
仕事お疲れさまでした。
低体温症のことは話を聞いて改めて恐さを思い知り
ました。
夏山シ−ズン真っただ中ですが状況次第で誰でも
なりうるものです。
気を引き締めていきたいですね。
私も次の講演会は楽しみです。
早めに会場入りしたほうがいいですよ〜
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する