今でこそ趣味に山登りをやっていますが、以前は政治経済系のブログをやっておりまして、安倍氏は直近の日本政治史に欠かせない重要な位置付けの人物でありました。
私は安倍氏の信者ではなかったが、支持者ではあった。東京増上寺までは行けなくてもせめて、奈良西大寺くらいにはと、和歌山から2時間かけて訪れました。
西大寺駅前は平日にも係わらず多くの弔問の人が訪れていました。大きな花束ではかえって迷惑だろうと、トルコキキョウを主にして小さな花束を作ってもらい献花いたしました。
私が安倍氏を評価するのは「首相であることが目的ではなく、手段であった」ことでしょうか?
首相であることが目的であるなら、左翼やマスコミに叩かれる案件を通さず、安寧に過ごしていただろう。現岸田首相のように。
たが彼が行ったことは民主党の支持母体の一角を年金機構として独立行政法人として改革し、マスコミの嫌う集団的自衛権や特定機密保護法などで叩かれながら、時に体を壊しながら戦い続けていた。彼にとって首相であることは手段であったのだろう。
そのガッツは支持に値すると思っていた。
もちろん彼の全てを肯定はできない。不満な政策も数多くある。
だが彼の行動は「国益」という目的に沿って行われてきたことは否定できない。
それがつまらない単独犯の暗殺で倒れたことは残念でならない。
実行犯の山上容疑者は統一協会に恨みをもって安倍氏を狙ったが、最初は頓珍漢なことをしでかしたと思っていた。
しかし、個人で宗教団体を倒せるわけもなく、関係のない著名人を殺害することで社会的抹殺を狙ったのではないかと思う。
テロ手法としてはあるが…個人で実行するとは思わなかった。
容疑者の狙い通りに行くかは現段階では分からない。
安倍氏は67歳。政治家としてもまだまだ。首相再登板説もあったし、自民党のご隠居として若手の指導もあっだろう。
今はただ冥福を祈るばかりである。
奈良西大寺駅前の献花台は7月18日(祝)まで設置されている。車で訪れるなら近鉄奈良店立体駐車場がお勧めだ。
花束は大きすぎると迷惑だろうから花屋で500〜1000円程度で作ってもらえば十分。
線香などの火気は使用不可。
思うところがある方は献花をお願い致します。
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