テレビでは以前より放送されなくなってしまいましたが、地元の方たちは今も大変な生活をしています。水道も電気も復旧していない地区で生活されている方や、牛がいるからと避難せず、倒壊を免れた倉で生活されているご夫婦、仮設住宅に入れたから少し落ち着いたけど家を取り壊さなければならないと話す方など、本当に色々な事情で、色々な想いを持って生きている皆さんでした。それなのに、私たちに笑顔をくださり、活動時にはトイレを貸してくださったり、食事を提供してくださったり、収穫物を分けてくださったりと、本当に感謝しかありません。
そして発災直後から、現地で活動されている支援者たちがいるから、私も一緒に活動させてもらえたと感じています。当初は支援者も、ご飯や入浴に苦労されたことと思います。現地の方たちとの信頼関係構築も大変だったと思います。尊敬と感謝の思いです!
現地では、支援する内容が少しづつ変わってきています。最初は、生きるための支援だったと思いますが、今は身体的、精神的な支援、孤独にならないための支援、道路など清掃したり、倒壊した建物から皆さんの大切なものを掘り起こす支援など、今後地域の皆さんだけで生活していくための支援に移行していました。
少しでも力になれればという思いでしたが、逆に沢山の元気や勇気を貰って帰ってきました。私に出来ることは、本当に微々たるもので、でもその微々たる力が少しづつ積み重なることで、きっと現地の方たちの力になれるのだと思います。支援を止めないことが、大切なのだと思います。
今回の経験で、今、私が当たり前のように生活をしていることが、どれだけ有り難いことなのか、思い知らされました。蛇口を捻れば水が出て、トイレも入浴も洗濯も出来て、スイッチを押せば電気が着いて、携帯の充電も炊飯器も使える。
北海道に戻りましたが、日常が、何もないと感じる普通の日常が、本当に大切なのだと、感謝して行こうと思います。ここにいても自分に出来ることはなんなのか、自分に問いかけていきたいと思います。
1枚目:作業中に見えた日本海と青空
2枚目:白い岩は隆起したもので、本来この辺は全体が海だったそうです
3枚目:倒壊した家屋(本当に一部です)
被災地支援お疲れさまでした。
思いはあっても、こうして行動にできることが素晴らしいです。私も見習わないとです。
日々報道は減ってきても、被災地ではこうして復旧どころか生活も儘ならない状態なんですよね。
私は現地に行けないですが、何か被災地のお役に立てないか、改めて自問自答しています。
いつもコメントありがとうございます(*^^*)
結局、自分の家に戻って、いつもの生活をしていると、思いはあっという間に元通りになってしまいそうで、なんだか怖いです。
ここにいても忘れないことが、先ずは大切ですよね。これからも考え続け、出来ることはしていこうと思います!
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