幼稚園かその辺り
まだ生まれ故郷の帯広に住んでたとき
町内の子供会のイベントだったんだろうけど
初めてのキャンプを経験しました。
そのキャンプ
自衛隊の偉い方が町内にお住まいで
その方の手配で自衛隊備品の設備が
前日に運び込まれた様子ははっきり覚えて居ます。
やがて 小学校の高学年辺り
友人の家に遊びに行ったときに
数冊の本に出会います。
サイクルワールド
自転車の趣味雑誌でした。
巻頭カラーのレース写真には特に
気も惹かれませんでしたが
巻末近い 活字だけのページに
衝撃を受けます。
自転車で旅
自転車で日本一週
毎号毎号 寄せられる旅記録に興奮します。
中三のとき 地方へ引っ越していた
私の元へ その友達は 自転車で逢いにきました。
エランのフルオーダーのランドナー
ニッカポッカ姿
テント
アルコールストーブ
その行動力に感服やら嫉妬やら
ともかく輝いて見えました。
そのうち年頃になり
バイクに目覚めます
バイク雑誌を読みふける日々です。
原付免許を取り
一番優しくしてる親戚に借金して
旅に出れるバイクを手に入れます。
寝袋を手に入れ
たいした地図もなく
夢中で夜中を走り
朝焼けの岬を見に行きました。
やがてステップアップして
野営設備も 250のバイクも手に入れ
まさにツーリングブームの時
段々と国道を走りキャンプ場を
目指すツーリングに疑問を感じ始めます。
そんな時に出会った本が
甘えを一掃しました。
林道日本一周
自然の中を爆走する訳じゃなく
サバイバル的なその旅に憧れはじめました。
社会人も数年も過ぎ
アウトドアブームが来ます。
車にコールマン一式積んで
夏はキャンプ 冬はスキー
カヌーに釣り
段々とエスカレートする装備購入
やがて これは旅なのか娯楽なのか
訳が判らなくなってきます。
数年を過ぎ
すっかり忘れてた旅を思い出した時
手の中に納まる旅をしてみたいと思いました。
いつも電車で見かけるリック姿の方々
楽しそうに笑ってる姿
六甲山か
行って見るか・・・
後はこれを読んでくれた皆さんと
同じ気持ちだと思います。
動力と言う機械が
身も機材も運んでくれた旅とは
比べ物にならない位
地味できついけど
本当に手の中に納まる
でも収まりきれない
全ては自力で得られる満足を・・・
中盤、バイクの旅あたりから
私と似ているなぁって思いました
寺崎勉の本でしたっけ。
さすらいの野宿ライダー。
これを目指す人が大勢いましたね
>手の中に納まる旅
いい表現ですね。
とかく装備が大がかりになって来がちですが
基本に戻って自分の旅をしたいものです。
中三のお友達って、あらげんさんかと思いました
sakusakuさま
かなり重複してます(笑)
礼子さんファンでした。
寺崎組とか出来てましたね。
今の最終目標は
登山込みでのバックパックですねぇ
ここでの皆様の情報は
本当に勉強になります。
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