0520出発。苔むした岩、岩に根を絡めて立つ木々。静かな朝。「太古の森」の雰囲気だけれど、巨木はあまりない。先日の越百と違って、沢の音が聞こえないのがいいな。次第に遠ざかる沢の音に耳を澄ませるのも楽しいけれど、静かな森の中で、気配を感じながら歩く。暑さは感じないが、すぐに汗がでてきて歩き出してすぐに、背中がすでに濡れているのを感じる。今日は6Lもってきたのだ。今日の荷物は、もうほとんど水だけ。6合目あたりで、ロープウェイの放送が聞こえてくる。
6から7合へは、「一段だけすこし急な登り」と記憶していたが、2段だった。7合で先行の方2名においつく。ここで朝ごはん。あえてゴクゴク水を摂る。そしてまた、ダニ発見。まだ食いついていなかった。上から落ちてきたのだろうか?
7合までのユルユルのおかげで、ここからは急登。樹林もそろそろ終わり日陰が消え、背中には、もうすでに高くあがった太陽。暑い暑い。8合あたりで先行の方を抜く。この辺りは涸れ沢だが、先日の大雨?の影響だろうか、倒木が雨で流されてきている。相当な流量があったようだ。、岩づたいの急登は歩きにくく、9合を過ぎあえぎあえぎ、もう勘弁!と思った頃、赤茶けた稜線が目に入り、もう一息!と頑張る。
9合あたり、残雪ほんの少しあり。この辺りのアザミ?はまだ背が低くチクチク被害はあまりなかった。
三の池の「青」に見とれていた。
連休の晴天なので、もっとたくさんの人がいるかと思いきや、意外に人は少なかった。ロープウェイからの金剛堂経由の登山者は一人も見えなかった。前回ここに来たのは、去年の秋だったか?
帰路、突然、雷鳥が登山道に出てくる。
わたしの先を歩きながら、「ついてこないでよ」と振り返るのだけれど・・・・
写真をとったら、そそくさと這松の中に消えた。
今日の開田道は、10人ほど。
0520-1020三の池
1130-1520駐車場、1630やまゆり温泉出発1930帰宅
水分6L、3.8L消費
避難小屋は、荒天でなければ泊まれそう。
また、秋に行こう。
帰宅すると、締め切った部屋は、灼熱だった。
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