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家に帰りネットで鍋割山の三角点を調べてみると、2017年12月に撤去されたことが分かりました。探しても見つからないはずです。
以下が地元の新聞(上毛新聞)の記事です。
群馬・赤城山の鍋割山(1332メートル)山頂にあった二等三角点が、昨年12月に撤去されていたことが分かった。山の風化で埋められた部分が露出し、倒れる危険性があるため、管理者の国土地理院が掘り出した。設置からおよそ120年、登山客を見守り続けてきた山頂の目印。登山者の間で「三角点が消えた」「いったい誰が隠したのか」と話題になっていたが、測量技術の進歩による“引退”だった。
現在は、鍋割山の三角点は国土地理院の地図から表示が削除されていて、残念ながら、ただの山?になってしまいました。登山当日、持参した地形図は平成27年7月1日発行のもので、三角点が表示されています。新しい地形図を持っていたら三角点を探すことはなかったでしょう。そして、測量技術の進歩で「剱岳 点の記」のような話も生まれることはないでしょう。また、倒れるなどの危険性が発生すると撤去され、三角点のある山がどんどんなくなっていくのでしょうか。
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