Z型ポールのメリット

7月29日の山行(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5767787.html)でブラックダイヤモンドのパーシュートFLZ(https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gBD82502002125/)を初めて使用した。これまでトレッキングポールは伸縮型を使用しており、折り畳み型を使用するのはこれが初めてになる。

そもそも折り畳み型のトレッキングポールを導入しようと思ったきっかけは収納時のコンパクトさである。知人が折り畳み型のポールをザックの中に横向きにして収納しているのを見て、これは便利だと思ったのだ。

しかし実際に使用してみると折り畳み型のトレッキングポールには携行性以外にもメリットがあった。それは剛性感である。これまで使用していた伸縮型ポールは同じくブラックダイヤモンドのトレイル(https://www.lostarrow.co.jp/store/g/gBD82380001/)だが、こちらはパーシュートFLZと比べると地面を突いたときのしなりが大きいように感じる。しなりが大きいということは垂直方向に加えた力が横方向に逃げているということであり、パワーをロスしていると言える。今回パーシュートFLZを使用して感じたのは、ポールに加えた垂直方向の力がそのまま推進力に変わるような感覚だ。

もっとも、これまで伸縮型のポールを使用していてもしなりが大きいなどと感じたことはなく、折り畳み型のポールを使用して比較することで初めてそのような印象を持ったのである。また、新たな用具を使用するときには常にプラシーボ効果が付きものであり、あくまでも私の個人的な感想と思っていただきたい。

コメント

Kijo-Ash

TVでの登山レースで折り畳み型のトレッキングポールを走りながら出したり仕舞ったりするシーンをよく見ます。伸縮型ポールでは走りながらの操作はできないと思います。レース用に堅牢よりも軽量しなりを重視しているのでは思います。