2023年登山振り返り
◎5-7月白雲山・岩石山ナイトハイク練習
⇒長距離トレランレースを見据えた夜間行動のため実施。視界の悪さを改めて確認した
◎7/28上富良野岳テント泊
改善点を多数発見でき、来年への課題ができた。課題は以下の通り
●運搬系
・ファストパッキング用にsalomonのXA-25を購入・使用したが、サイズが少し大きくフィット感に欠いた。特にトップリフターがない、荷室と背中の間にハイドレーションポケットがあるため、テント泊の重量だと走る際の揺れが大きかった。
⇒トップリフターの後付、ショルダーベルトの裁縫が必要
・マットにしたULパッド15+は外付けにしていたが、ハイマツ帯で引っかかる、ザックを開けるたびによけなければならないなど、不便な点も多々あったので、重量は増えるがTHERMARESTのプロライトプラスに変更し、座布団兼ブースターとしてミニマリストパッドをつけておく方が良いかもしれない。
●宿泊系
・就寝時は着込んだ上でダウンスリーピングラップ#5 + 山と道のULパッド15+を90cmにカットしたマット + SOLのエスケープヴィヴィライトで概ね問題なかった。
・テントはLocusgiarのkapi sil を使用したが、ポールをトレッキングポールで代用した結果、暴風下では揺れがかなりあった。
⇒貼り方の練習、ポールの連結を強固にする装備が必要。
・エマージェンシーシートをグランドシートにしたが、寝る部分だけ敷いたのではテント内の作業性が悪かったため、もう少し広げてよかった。
●食料系
・水くみにウォーターキャリーだけ持って行ったが効率が悪く、テント内でろ過するのにも濾過機がしょぼいので時間がかかった。また、作業中に水をこぼしてしまい、再度水汲みに行くことになってしまった。
⇒天気や時間にもよるが、カップやフィルターも一緒に持って行き、水場で全ての作業を終わらせる方が効率が良かった。
・行動食のほとんどをエナジージェルだけで賄っていたが、kcal/gが低かった。また、分かってはいたがごみの処理が面倒だった。
⇒エナジージェルは最初からソフトフラスクに詰め替えておき、2日目分のジェルは粉で持ち込み現地で溶かす。またシリアルなどの行動食も併用し、カロリーと重さ、手間のバランスをとるべきだった。
・食料計画を切り詰め過ぎた。特に宿泊日の夕食はもっと多くてよかった。
⇒もう少し食糧計画に余裕をもたせるべきだった。非常食もトレイルバターやMCTオイルなどkcal/gの高いものを導入すればより軽量化できた。
●衣服系
・概ね問題なし。モンベルのU.L.サーマラップとsalomonのクロスランパンツは軽い上に夜間は保温着、朝方は行動着として使え優秀だった。
●その他
・翌日の行動確認や暇つぶしの為に紙地図、ポケットラジオなどを持ち込んでもよかった
◎8/6アポイ岳
⇒登りは常にアブが付きまとい不快かつ危険だったので虫よけを強化する必要を感じた。
◎12/11積雪期雌阿寒岳
・今回は足先以外そこまで冷え込まなかったが、今後、より標高が高い山に行くためには厳冬期用の服装が必要だった。
⇒ベースレイヤー、保温着の強化が必要。特に登山靴は3シーズン用の限界を感じ取れた。
・ピッケルやそれに伴う厳冬期用の道具(ヘルメット、リーシュ、ハードシェル、冬期用のバックパックなど)を
◎その他
・2023年は仕事の都合でノーザンホースパークマラソンしかトレランの大会に出れなかった。
2024年に向けて
◎残雪期~春
・少しずつ道具をそろえながら、1,500m級の雪山で経験値を積む。
・庭でテントを張って-15~10℃帯でのテント泊装備の検討をする。
◎春~秋
・長距離トレランレース出走&完走を目標にトレーニングをする
⇒10kmほどで周回できる山で長距離走の練習、夜間走行の為にナイトハイクと夜間LSDトレーニング。
・手をつけていなかった長距離ルート登山に挑戦する。
・春秋のテント泊をする。
◎積雪期~厳冬期
・雪山登山技術講習会などに参加し、雪上技術や緊急時対策の知識を身に着ける。
・可能なら2,000m級に挑戦する。
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