孤高の人

　山の先輩に教えてもらった、新田次郎著「孤高の人」を先日、読了しました。
新田次郎の作品では「武田信玄」は読んでいたのですが、山岳物は初めてでした。
　大正から昭和の初期に、こんなにも凄い登山家が日本にも居たのかと、大きな
衝撃を受けました。
　とともに、まるで主人公の加藤文太郎さんの隣にいて、彼の山行や普段の生活を
見ているような緻密な文体にも、驚きを覚えました。
　加藤文太郎さんは、亡くなった後、きっと、ヒマラヤに登っていたのでしょう。
合掌。

コメント

air_4224

RE: 孤高の人
おはようございます
「孤高の人」・・・テント泊の際の就寝までの時間を利用して読んでいました
・・・が、上下巻を読み切るにはそれなりの時間が必要で・・・（汗）

年末の慌ただしい中、充分な時間が出来ました
インフルエンザに感染して出勤停止なんです
昨日から読み始め、もう少しで上巻を読み終えることが出来そうです

本はかなり読む方ですが「乱読」で、新田次郎さんの作品は今までに読んだことがありませんでした
この「孤高の人」が実は初めての新田次郎さんの作品で始めは読みにくい文体で慣れるのに苦労しましたが、読み進むにつれて新田次郎さんに自然と感情移入してきてしまい、どんどん引き込まれている感じがします

普段は「ゆるゆる中年ハイカー」ですが、まるで俊足のベテラン登山家になった気分♪

読み終えた時に自分が何を感じるのか・・・ちょっと楽しみです

torajirou100

RE: 孤高の人
air_4224さん、コメントを頂き、ありがとうございます。
インフルエンザに罹られたとは辛いですね、お大事にされて下さい。
新田次郎の著作、私は次は「強力伝」を読む予定です。