昨日の午後から降り出した雨に、傘をわすれ手をひさしにして歩く人。2階建住宅のバルコニーで洗濯物を取り込む主婦の姿を4階の病室から窓の外を眺めていた。
憂鬱な日に、なんだか淋しい気持になった昨日の午後。
―センチメンタルは似合わない―
富士は陣笠をかぶり、頬を白く染めていた。
入院7日目の朝。靄の飛沫が立ち込める海底市街の高波に 『三ッ峠・御巣鷹山』の電波塔が顔をだす.病室の窓から覗く風景も悪くはない。
右方向に観えるのは、『杓子山』精神統一を図りながら気を鎮め、山頂にある鐘を魂で鳴らした。
6月30日に右指の手術が決まった.同意書に身内も印を押す。今度は成功であってほしい…富士の山々に祈りを捧げた。
富士の山々は、きっと
見守ってくれてます。
まだ ほうは先となりそうです。
に乾杯!
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