湯村食堂

諸事情により遠く千葉の地より。
悲しすぎる一報が届く。
愛すべきラーメン屋、いや、私にとっては愛すべき呑み屋である、湯村食堂が火事になったという。
長く親しまれた最後を飾るその様はお見事というしか無いのだが、遠く暮らす我が身にとっては安否確認はもちろんだが、もう二度とあのクソまずいラーメンやら餃子やらモツ煮が食えないかと思うと今すぐ会いに行って後のことは任せろと言いたいところなのだが、この期に及んで憎まれ口の毒舌しか吐けない我が身が忌々しい。
もう一度モツ煮を喰らいながらビールをカッ喰らいたい。
無くなってから有り難さを知る愚さよ。