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昨年に引き続き北海道遠征にすべて注ぎ込みました。
また、長い休みを活かし天候に左右される幌尻岳登山を柱に予定を変更して組み立てられるよう、事前に飛行機のチケットだけ確保してレンタカーや宿は予約せず、新千歳から、自転車と無料のキャンプ場を渡り歩く事で盆休み直前に日程を組み立てました。
幸い今年の北海道は盆休みの間天候は安定していて、難易度の高い幌尻岳登山を優先的に進め、その後の時間で道北まで自転車で移動して、利尻岳と礼文岳を登り電車で新千歳まで（札幌から千歳まで自転車）帰ってくる段取りで完走できた。
けど、しんどかった、途中で何度も心が折れかけました。
一応記録を残しておこうと思ったけど、距離が500�劼�らいあるので山行記録には加えず、メインの自転車移動を日記に残しておくことにしました。
1日目
新千歳空港〜日高沙流川オートキャンプ場
距離99�辧∋�間6.5ｈ、平均速度15.4�辧〆蚤膰�配12％
日高山脈の麓まで基本登り坂のルートでした、最大勾配12％は一部区間でおおよそは4〜9％の勾配でした。
バックパックの荷物が7〜8�圓△蝓�地味な重さで初日からお尻が痛くなってきた。
バイクで来られる方が結構このキャンプ場を使われるようです。
日高沙流川オートキャンプ場（1日500円）事前予約必要
沙流川温泉 ひだか高原荘併設
水洗トイレ有
ここのオートキャンプ場はゴミ捨て場所がありました（ペットボトルのみ持ち帰り）
北海道はゴミ箱を徹底的に撤去しているようで、セイコーマートで買ったお弁当のゴミが捨てられるのはかなり助かりました。また洗い場の水はフィルターを介さず直飲みしました。
ここに2泊して幌尻岳へ登山しました。
3日目
日高沙流川オートキャンプ場〜金比羅公園キャンプ場
距離138�辧∋�間9ｈ、平均速度15.3�辧〆蚤膰�配10％
朝9時に出発して富良野（マクドでお昼）を抜けて滝川方面へ下って行くルートですが、思ってたより登りもあってあまりスピードを上げられず金毘羅公園に着いたのは日が暮れた20時頃でした。
初日で痛くなったお尻と、幌尻岳登山の疲れが残った太ももの筋肉痛に耐えながらの自転車移動で、基本下り坂は片方の太ももをサドルに乗せたハングオンの体制でお尻をいたわりながら移動。
北海道内は24時間営業してる店は大都市のみのようで、夕方18時を回ると基本店は閉店してるので、この日は夜ご飯が食べられなかったので、非常用の羊羹を食べて空腹をごまかす。
当初道の駅併設のサンフラワーパーク 北竜温泉に行こうと思ってましたが、時間も遅くなるので、キャンプ場の水場で軽く体を拭いて寝ました。
金比羅公園キャンプ場（無料）予約不要
水洗トイレ有
到着が遅くなったので、着いてテントを張って直ぐに寝ました。
他のキャンプ客は6組くらいで、お盆でしたがまだ空きスペースはありました。
ここの水場の水もフィルターで越さず直飲みしました。
4日目
金比羅公園キャンプ場〜みさき台公園 キャンプ場
距離114�辧∋�間7.5ｈ、平均速度15.1�辧〆蚤膰�配7％
朝6時半くらいにテントを撤収して出発、何か食べないと体がもたないので道中にあるセイコーマートでお弁当を食べた（店内に電子レンジとゴミ箱がある店で購入して、ゴミをその店で捨てさせてもらいました）
お尻の痛みに加え、手の平と右腕、足裏（母指球）が痛くなってきた、さすがに連続での長距離の自転車は想定外に体に負荷が掛かる。サドルの位置を少し調整してお尻の痛みに対処。
でも海側に出ると湿度の低い乾いた風が吹いてきて気持ちよかった。
みさき台公園近くまで来ると、道路のアップダウン（勾配は４％程）が多くなりましたが、登りが少ないルートだった事もあり14時くらいにみさき台公園のキャンプ場に辿り着き併設されてる温泉に浸かり、日が落ちる前に服を水洗いして天日干し。
みさき台公園 キャンプ場（無料）予約不要 ※オートキャンプ場は有料で要予約
水洗トイレ有
ここの水場もフィルターを介せず直飲みしました。
晩御飯をみさき公園で食べようと思ってたら、到着した14時頃に海鮮丼屋さんとレストラン（北極星）は閉店、しょさんべつ温泉 岬の湯のレストランで食べようとしましたが、宿泊者のみの営業だったため、この日も夜ごはんは食べられず。
ロケーションが良く、人気のあるキャンプ場で人も多かったですが、夜も若干テントを張るスペースは残ってる感じでした。
5日目
みさき台公園 キャンプ場〜稚内森林公園キャンプ場
距離115�辧∋�間6ｈ、平均速度18.1�辧〆蚤膰�配5％
昨晩何も食べられなかったので、スタートしてすぐにあったセイコーマートでお弁当を食べて、ゴミ箱へゴミを捨てさせていただく。
この日は平坦な区間が多かったのと、前日のサドルの調整でお尻の痛みが少しマシになった事で少しペースアップできた、体の疲れや痛みはこれ以上酷くなる事はなく無事に稚内まで走り切りました。
稚内森林公園キャンプ場（無料）予約不要
稚内市内から約50ｍ程高台にあるため10％くらいの坂を上らないといけないので歩いて登りました。
水洗トイレ有
ここの水場もフィルターを介せず直飲み。
無料のキャンプ場でしたがゴミを捨てる場所が設けてありとても助かりました。
とても人気のあるキャンプ場で人も多く、駐車場は満車の状態。
ただ、まだ狭い所にはテントを張れる余地はありそうでした。
ここの公園は鹿が群れで住んでるようで、稚内市内にも普通に鹿が出てきて驚きました。
稚内市内にあった「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」は熱めの湯もあり日焼けした足には強烈でしたが、とても良い温泉でした。
また併設されてるレストランも遅い時間まで営業されてるようで、久しぶりに夜ごはんらしいものが食べられました。
市内にスーパーマーケットもありますが18時で閉まってしまうので、やっぱりセイコーマートで夜ご飯を買う事になった。
6日目利尻島と7日目礼文島へ行く際はここのキャンプ場を起点に行動しました。
8日目
札幌から新千歳空港
距離46�辧∋�間2.9ｈ、平均速度16.0�辧〆蚤膰�配5％
前日礼文島から稚内へ帰って来てそのまま特急宗谷で札幌まで移動しました。
最終日はビジネスホテルに泊まりコインランドリーで服も洗濯。
時間はかなり余裕があったので、札幌から新千歳まで自転車で移動しました。
今回自転車とキャンプ泊で旅を繋ぎましたが、北海道内ゴミ箱は徹底的に撤去されていて、特に自動販売機でジュースを買う事が出来ませんでした。
喉が渇くので基本トイレ等の水道水を汲んで対応してましたが、飲み水の確保に苦労しました、結局自動販売機にゴミ箱が併設してあったのは約500�卍�走って5か所ほどだったように思います。
また今回は一度も自転車がパンクしませんでした、比較的新しいチューブだと大丈夫なのか、チロロ林道のダート道を走った際も嫌な手ごたえが2〜3度ありましたが耐えてた。結局ストックのタイヤチューブ3個はデッドウェイト、念のため持参しようとしたパンク修理用のゴムのりは、可燃性があるようで空港で没収されました。
テント泊では明け方は寒くなりシュラフの中に入ってましたが、夕方から21時頃までは風がないと蒸し暑くなるので何かしらの工夫が必要。
連日の自転車移動で思ったより体の疲れが溜まり危なかったですが、稚内へ近づくにつれて、すれ違ったり、追い越したりするバイクの方が手を挙げて挨拶してくれるのに気持ち的に救われたような気がする。
今回は特に幌尻岳が天候の影響を大きく受けるので、直前に予定が変更できるように自転車＆テント泊にしましたが、来年の羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳はどうしたものか。
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