チームtenguの始まり

令和3年11月22日　
午前6時56分くじゅう登山口をスタート
仲良し5人組みが遠足気分で天狗ヶ城を目指す。
初期装備はスウェット、傘、手提げ、スニーカー、レインコート(コンビニ)、Googleマップ
天候は小雨の霧ガスガス

山の事を知らない初心者達は意気揚々と進むも
ガスが目の前の視界を奪っていく。。。そしてルートを見失い遭難
5人で団結し、道を探すも見つからない

今まで経験した事がない危機感に人の本性が現る
焦る人、イライラする人、死を覚悟する人、来たことを後悔する人、
そこにはもう仲良し5人組みの姿はなかった。

午後13時頃
スタートから6時間、彷徨い続けた5人に希望が灯った
先頭の1人が岩に矢印を発見
誰もが道に戻れると安心した、その筈だった
進んだ先にはオーバーハングの崖が現れた。。。
おそらく途中で道をまた誤ったのだろう。。
もう戻れない、行くしかない。5人は無言で進み続けた

午後15時頃
法華院と書かれた矢印看板を発見
正規のルートにたどり着いた
5人は子供のように喜んだ

午後16時3分
法華院温泉山荘に到着
受付の女性からキッチリお叱りを頂いた
中途半端な装備や気持ちで山に入ることは周りに迷惑をかけると。
5人はその言葉を身に染みて痛感した

午後20時29分
くじゅう登山口に帰着
結果　13時間彷徨い登頂は1個も取れず

遭難しましたが、山に触れる事で自然の素晴らしさや怖さ、人の優しさを知りました。
この経験を活かし
山に行きたくても行けない方々に山頂の景色を魅せたい
山の方々にお返しをする
そんな思いからチームを立ち上げました。

あれから1年5ヶ月
R4年1.10 由布岳
R4年3.21 中岳
R4年3.21 稲星山
R4年4.18 三俣山本峰
R4年4.18 三俣山南峰
R4年5.16 阿蘇皿山
R4年5.16 阿蘇南岳
R4年5.16 阿蘇中岳
R4年5.16 阿蘇高岳
R4年7.25 熊群山
R4年8.08 久住山
R4年9.12 高崎山
R4年10.10 白口岳
R4年10.31 北大船山
R4年10.31 大船山
R4年11.14 星生山
R4年12.12 天狗ヶ城
R4年12.12 沓掛山
R4年12.12 久住山
R4年12.12 白口岳
R5年1.03 鶴見岳
R5年1.23 由布岳
R5年2.20 祖母山
R5年3.20 前岳
R5年3.20 高塚山
R5年3.20 天狗岩