YouTube配信のため、同時刻でなくても後からでも受講できる。便利だ。
長野・岐阜・富山の3県警から昨年の登山事故件数や事故について解説あり。
長野は事故件数が多い、男性が多い、年齢は50歳以上が多い。
滑落・転倒・道迷いが多い。特に「5のC」は要注意。宿泊1泊以上、難易度C(中レベル)は気が抜けやすく、弾丸登山はもってのほか(SNSでやってのけている人は別格の人でマネしてはいけない)。特に、下山で宿泊施設が見えると安心し注意力が低下するので、5のCだからといっても気を抜いてはいけない。
道迷いかなと思ったら引き返すこと。その判断ができるうちに、そして体力があるうちに引き返す。「行けるところまで行く」はキケン。
行動食には羊羹・かりんとう・ピーナッツ・ポテトチップス・柿の種などカロリーの高いものを持つこと。炭水化物も大事。水分補給は、登山前に500ml、中に250ml/30分、後に500mlは取るように。脱水による熱中症に要注意。トイレを気にしすぎるとキケン。
装備品の軽量化は良いが、スマホの予備バッテリは持っていく。ヘルメット必須。ツェルト(ビバーク用)・アイゼンは天候や山の状況を見て。
熊が出るところは場所に偏りがある。出没情報(時間・場所)は県警のXだけでなく立ち寄り場所にも掲示しているので自身で収集すること。
登山に必要な体力をつけること。長野県SaftyBookに出ている。
県警がまとめた事故や振り返りなどまとめたもの「マウンテンレスキューFile」。
山岳遭難マップを見て、どのあたりで事故が起きているのか参考に。道脇の雑草が崖を隠していることがある。
ロバの耳付近で滑落し、急斜面で救援を呼び4日間その斜面で救助隊員2名とビバークする映像は見ていて怖いものがあった。そういう場所には行かないが、何かしらの滑落はあるかもしれないわけで、注意力と体力と自己過信をしない、は大事と思う講義だった。
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