はくたかの車窓から

2017年06月24日 12:11鉄一已（てついちやん）全体に公開

先日(20日)、久しぶりに北陸新幹線（はくたか）に乗車しました。
長野から金沢までの間です。

乗車するからには絶対にＥ席に座ります。だいぶ落ち着いて
「車窓からの山」を見られるようになりました。最初のはくたか
乗車の時は、何が何だか分からないで、きょとんとしていました。

見ごたえのあるところは４か所ですね。
①上越妙高付近　②糸魚川付近　③黒部川橋梁　④富山の手前

①
妙高主峰のドームと残雪べったりの火打山が素敵です。
妙高の左奥に黒姫山と飯縄山が見え、３山が裾野の美しさを
競い合っています。

②
海谷山塊が見えます。その奥に火打山、焼山。
すぐさま駒ヶ岳、雨飾山、明星山が視認できます。
山の多くが、ボコ、ボコと盛り上がった形です。

③
はじめ朝日岳が・・やがて朝日、雪倉、三国境付近が横一線に
並びます。
右に黒部の谷がＶ字の形を成し、奥にいぶし銀に光るのは不帰岳
あたりでしょうか。入ったら帰れないよというようなあやしげな
感じです。

④
立山連峰。これは有名で説明の必要がありません。

在来線からでもこれらの山はほぼ同様に見られるでしょう。
ですけどね、今は、これだけを立て続けに見てしまうのです。
それもわずか40分のあいだで・・やっぱりすごくないですか。

ところで、最初に比べて防音壁が増えたような気がします。目隠し
されてこれは面白くない。沿線のためには必要なものなのでしょうが・・

私は鉄道好きでＪＲ線もたまには楽しみたいわけです。しかし会社は、
景色よりもっといいものがあるよ、グランクラスでお酒飲んでちょうだい
と言っているのでしょうか。
日本全国どこでも、すばらしい沿線の景色は鉄道会社の資産でもあります。
まずそのことが大事。これは昔も今も変わらないですね。

※右の写真＝朝日岳・雪倉岳・黒部川

2016-09-06 毛猫

2017-10-03 富山において鉄の確認

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