この時期 山へ行く人にとっては日没(日の入り)時間は気になるもの。私もそんな一人で、日の入り時間をネットで調べていたら、意外なことに気が付きました。
それは、“日の入りが最も早いのは冬至日ではない!

東京でいえば、日の入りが最も早いのは11月下旬〜12月上旬の16時28分。かたや冬至日である12月22日の日の入り時間は16時32分。
参考URL:2012年 東京 日の出と日の入り時刻
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2012/hdni13124.html
もはやこの時期には日の入りは遅くなっているんですねぇ。日の長さが一番短いので、てっきり日の入りが一番早いものだと思っていました。
日の入りが一番早くなくても 日が一番短いのは 日の出が遅いからなのですが、日の出が一番遅い日も冬至日ではないのですよね。要は日の出と日の入りの組み合わせにより日が一番短くなっているということが真相でした。
これってどのぐらいの知名度なのでしょうか?? 今まで知らなかった私は恥ずかしいのか それとも普通なのか気になります。

>これってどのぐらいの知名度なのでしょうか?? 今まで知らなかった私は恥ずかしいのか それとも普通なのか・・。
それは「普通」だと思います。そのことを知っている人はかなり少ないないでしょうし、知っていても「ナゼ?」に説明できる人はさらに少ないでしょうね。
理屈についてあまりご興味ないかも知れませんが、説明すれば、それは「地球の公転軌道が円ではなく、楕円形だから」ということになるでしょうか。
そのため地球の動く速度(したがって地球から見ての太陽の動く速度)が一定ではないのです。
太陽は毎日きっかり1/365づつ動いてはおらず、速く進んだり遅く進んだりします。「時刻」を真面目にその太陽にあわせると一日が24時間より長くなったり短くなったりしてしまう。それは実用上まずいです(^^)。
そのため、私たちが使っている「時刻」は実際の太陽の動きとずれてしまうのでした。その誤差は大きい時で20分程度もあります。
そのため冬至なのに他の日より日没が遅くなると言うようなズレが生じるのです。
まあ、こんなことは天文学とか暦学に興味なければ気がつかない些細なことですね。
それを国立天文台のHPで気が付かれた、というとこ。それは普通じゃない、すごいことです。
はじめまして、chikakuと申します。
登山を始めると、日の出・日の入りの時間はとても重要ですね。
僕も早起きは苦手なので、
今の時期まだ日の出は遅くなっているにもかかわらず、
日の入りがどんどん遅くなっているので、
山での行動可能時間が増えてよろこんでいます
pasocomさんの解説とてもためになりました。
>太陽は毎日きっかり1/365づつ動いてはおらず、速く進んだり遅く進んだりします。「時刻」を真面目にその太陽にあわせると一日が24時間より長くなったり短くなったりしてしまう。
なに〜更に驚愕の新事実!!
目からうろこが落ちまくっております!
え〜と、1日は24時間刻みだけれども太陽(もしくは地球?)は結構てきとーに動いているということですね。
またひとつお勉強になりました。
とりあえずあまりメジャーな知識ではないようなので知らなくても一安心です。
おお〜早起き苦手組みですか。親近感を覚えますw
皆さん日の出とともに歩き始めているので、いつも感心しています。
私も最近は以前よりかは早起きしているのですが、優良ハイカーレベルの早起きは諦めておりますw
前回(12/2)大山へ行ったときも、日没が一番早くなる前にちょっと遠出を…と思って行ったのですが、思いっきり一番早い時期に行ってしまったというオチです。
山に関する知識を覚え始めたのはここ一年ぐらいなので、まだまだ知らないことが多いです。これからももっと詳しくなりたいです。
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