小学校の教科書に載っていたような記憶がある。
この詩にであってから山にぼんやりだが興味をもったような気がする。
あらゆる山が歓(よろこ)んでゐる
あらゆる山が語つてゐる
あらゆる山が足ぶみして舞ふ、躍る
あちらむく山と
こちらむく山と
合つたり
離れたり
出て来る山と
かくれる山と
低くなり
高くなり
家族のやうに親しい山と
他人のやうに疎(うと)い山と
遠くなり
近くなり
あらゆる山が
山の日に歓喜し
山の愛に点頭(うなづ)き
今や
山のかがやきは
空一ぱいひろがつてゐる
それにしても、「冬の槍」は根性無しの私には
姿も見せずとてつもなく遠かった…。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する