昔、博物館でショーウィンドウに展示されていた古代の陶器かなんかを単眼鏡で熱心に見ている人がいて、思わず私にも覗かせて下さいと声を掛けたことがあった。
覗くと細かい模様や小さいうっすらと書かれた文字とかリアルに見えて、すごい感動して、ああこれほしいなぁとずーっと思っていた。
でもどこに売っているか知らなかったし、正式名称さえも知らず今まで来た。が、最近自然観察に関心を持ち始め、葉っぱの葉脈やら昆虫の細部を見るのにもちょうどいいと思ってネットで調べたら、それがギャラリースコープというもので、しかもバードウォッチングにも使える遠近両用のものがあることを知り、自分への誕生日プレゼントと称して購入してしまった。
手ブレするのでちょっと見づらいが、庭の枇杷の木に集まる鳥たちが実を食べている様子や水槽の金魚を見たり、なかなか面白い。
先日、ルノワール展を観に行ったが、人が多くてなかなか近くでじっくり見られない展覧会って結構あるので、これからはこれを持っていこう!
uekazzさん、こんにちは
博物館、自然観察、葉脈、昆虫、枇杷の木に集まる鳥、水槽の金魚、ルノワール、好奇心を大切に育むココロをお持ちのようですね。素敵な道具が手に入りましたね。やがて名著「ファーブル昆虫記」を読むことになるかも。
そういえば、必要なモノは、それが本当に必要なモノであれば遅かれ速かれ必ず手元に揃うものだと学んだことがあります。私の好奇心のタネ、地面に埋もれてしまったかも。掘り起こししなくちゃ。さて今から、朝のウォーキング、カメラ携えてひと巡り。雨に濡れた紫陽花のひそやかな佇まい。餌をもとめる野暮なカラスの声がかしましい。
小学生の頃読んだ物語に、レンズを覗くと見えているものが石になって、針で刺してもビクともしないなんていう話があったなぁと思い出しました。
ずーっと長いことスコープを覗いていると、一体普段私たちが見ているものは何なのか、見えている世界でも見えてないこと、見えているだけで見てないことや見抜いてないことの多さ、何がリアルで何がそうじゃないのか、ふと考えてしまいます・・・。
まだまだ視野の狭い私は、マクロとミクロ遠近両用の思考スコープが欲しいです〜。
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