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渓流沿いを少し行くと、榑が畑小屋「かなや」が、ここには手動飲料販売所がおしゃれ。
ひのきの林立するジグザグの斜面を登ると2合目汗拭き峠へ9:45。本当はここから今畑廃村に谷沿いを行くことも考えたが、道も崩れている情報もありトレースもないので、真っ直ぐ頂上を目指すことにする。
新雪がキュと気持ちよく踏みしめられ、時どきトレースを外れて自分で足跡をつけたりしながら登る。こちらは風もなく、心地よい。5合目10:10。見晴らし台からの展望は曇と小雪で全くなし。6合目10:22。雪がさらにサラサラに。冷たい風も出てくる。樹氷も寒さを一層身に染みる。7合目お猿岩10:35。ここらあたりから鈴鹿に共通するカレンフェルト(石灰岩)が出てくる。白い草原の光景となり、所々に樹氷が立つ。一層ガスって周囲が見にくくなる中、何とか鳥居の立つお虎が池に到着10:45。ただでさえなだらかな頂上付近はガスで全く方向がわからない。先行するパーティ2組と経塚山と小屋の方面へご一緒することにする。トレースもテープもなく、見えない中を周辺を彷徨う。途中、経塚山の方向らしいカレンフェルトの岩の登りとトレースを見つけ登っていく11:20が、頂上には向かっていないようでトレースもなくなり、だんだん寒さと手のかじかみ、不安が大きくなる。お虎が池に戻るルートを探す。自分らの歩いたトレースも強風と新雪ですぐになくなり、元のルートもトレースできない。そんな中、道らしきテープをところどころガスの中で発見しながら、新雪に埋まりながらなんとか池まで帰還11:40。ここからも時どき道なき道を外れながら7合目へ、そこからは風もなく新雪の中を帰路をひたすら下る。12:50駐車場着。
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