藪漕ぎのグレードというものを知ったので、今回の大窓へのくだり中の藪漕ぎで考えてみる
本来のルートを外れての、急斜面をトラバースするようなハイマツ漕ぎだった
藪漕ぎのグレードは平地ないし緩斜面等を想定しているものに感じ、急斜面を想定したものではないように思う
今回の藪漕ぎでは斜面ゆえ頭まで潜り体はほぼ空中といった、遭難一歩手前のようなムーブを繰り返していたが、グレード的にはⅢ〜Ⅳ程度なのかもしれない
この手の空中藪漕ぎはこれまで何度か経験があるのだけど、この辛さをどう表現すればいいのか‥
まあただのルートミスなんだけどね
もう10年も前になりますが、無雪期の小窓尾根をやりました。ものすごい藪漕ぎで、帰りの早月小屋で篤志さんに爆笑されました。もちろん富山県警からはレコにアップしない、かつ入下山時に馬場島に顔を出すっていう条件で、計画書を受理してもらいましたけど。
あれ以来藪漕ぎはやってませんが、確かにグレーディング表があっても良いですね。
小窓尾根、私も今年の夏に挑戦してみようかと思っています
再挑戦する気力はありませんが。
トラバースは特に苦労しますね。甲斐駒付近の坊主山に登った時に高密度の
立ったハイマツのトラバースをやりましたが、地面に足が全く付かず、ずっと
ハイマツの枝(それとも幹?)の上を歩きました。
傾斜があるにも関わらずまっすぐ下ろうにもほとんど進めませんでした。あまりに
酷いのでトラバースして浅い谷地形に入ったら藪が薄まって助かりました。あの状況が続いたら
撤退したと思いますが、あの藪の濃さで登り返すのは考えたくない状況でした。
大天井岳西側の牛首山も猛烈な立ったハイマツ藪で、直線的に下っても足が地面に付かず、
背丈を越えるハイマツで視界皆無で下りでは方向を定めるのに四苦八苦しました。枯れ木に
よじ登って鞍部を確認した記憶があります。
白ハゲ〜大窓の下りは踏跡を外さなかったので全く苦労しませんでした。大窓ノ頭〜大窓間も同じです。
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